
クボタに転職するには?株式会社クボタの求人・中途採用情報 難易度と対策
株式会社クボタは、人々の生活に欠かせない「食料・水・環境」の領域において、多彩な製品・技術・サービスによるソリューションを世界各地で提供するグローバル企業です。
近年は、デジタル技術による既存事業の強化・高度化やビジネストランスフォーメーションを進めるとともに、「DX人財の育成」に取り組んでいます。
本記事では、クボタへの転職を検討している方に向けて、同社の事業概要や中途採用の方針、入社後の働き方まで解説します。
株式会社クボタはどんな会社?
クボタは、1890年(明治23年)に鋳物メーカーとして創業し、1893年には水道用鋳鉄管の製造に乗り出しました。
その後、農工用エンジンや農業機械へ事業を拡大。1962年に水処理事業、1972年に米国のトラクタ市場へ本格参入しました。
現在は「食料・水・環境」を事業の柱とするグローバル企業へ成長しています。
創業者精神と長期ビジョン
クボタグループは、創業者である久保田権四郎の「国の発展に役立つ商品は、全知全霊を込めて作り出さねば生まれない」「技術的に優れているだけでなく、社会の皆様に役立つものでなければならない」という信念を受け継ぎ、グローバルに事業を推進しています。
現在、気候変動や人口動態の変化などを背景に、食料・水・環境を取り巻く社会課題は複雑化しています。
クボタは2030年に向けた長期ビジョンを掲げ、「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」となることを目指しています。
世界120カ国以上で事業を展開
クボタは世界120カ国以上で事業を展開しています。2025年12月期の連結売上高は3兆189億円、そのうち海外売上比率は77%に達しています。
機械事業では、稲作・畑作向けの農業機械や建設機械、およびそれらに搭載されるエンジンを、水・環境事業では、ダクタイル鉄管や環境プラントなどを世界各地で提供するなど、各地域のニーズを捉えながら「食料・水・環境」の分野で社会課題の解決に取り組んでいます。
株式会社クボタの中途採用方針・求める人物像
クボタは、成長事業への重点的な人員配置や社内人財の流動化を進め、人的資源の最適化を図る方針です。
中途採用においては、2026年1月の組織改編を踏まえ、必要なポジションに限定して実施しています。
また、異業種出身者も積極的に採用しており、多くの中途入社者が活躍しています。
募集職種は、開発、製造・生産技術、営業・マーケティング、ITなど多岐にわたります。
求める人物像
同社は求める人物像として、以下の3つを掲げています。
- 自らの成長を求めてチャレンジし続ける人財
- 誠実さと粘り強さを兼ね備えた人財
- 多様性を受け入れ、チームワークを尊重する人財
同社では、自律的に挑戦し続ける姿勢や、困難に対して誠実かつ粘り強く向き合う力を重視しています。
また、自己研鑽を続けながら成長を追求することに加え、国境や言葉の壁を越えて多様性を尊重し、チームで課題を乗り越えていく姿勢も求められています。
株式会社クボタの平均年収・年収モデル
クボタの平均年収は、直近5年間では一時的に減少した年もありますが、全体として上昇傾向にあります。
年度 | 平均年収 |
|---|---|
2025年度 | 861万円 |
2024年度 | 825万円 |
2023年度 | 799万円 |
2022年度 | 812万円 |
2021年度 | 794万円 |
出典:クボタ「有価証券報告書」
※平均年収は出典情報をもとに千円台を四捨五入
株式会社クボタの会社概要と事業内容
会社概要
項目 | 内容 |
|---|---|
会社名 | 株式会社クボタ |
本社所在地 | 大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪南館パークタワー |
創業 | 1890年 |
資本金 | 841億円(2025年12月31日現在) |
従業員数 | 連結:52,503人、単独:15,897人(2025年12月31日現在) |
事業領域
クボタは、食料・水・環境の領域で、多彩な製品・技術・サービスを通じて社会課題の解決に取り組んでいます。
事業としては「農業ソリューション」「水環境ソリューション」「環境ソリューション」を展開しています。
農業ソリューション
同社は、稲作と畑作の両方を手がける「世界有数の農業機械メーカー」です。
トラクタやコンバイン、田植機などの農業機械に加え、農作物の生産から加工、消費に至るまでを支える農業ソリューションを提供しています。
水環境ソリューション
水道用のダクタイル鉄管やバルブ、ポンプ、水処理システムなど、水循環のさまざまな場面を支える製品・技術を提供しています。
国内だけでなく海外にも事業を展開し、世界の水インフラを支えています。
環境ソリューション
建設機械やエンジン、素形材など、社会・産業の基盤を支える幅広い製品・サービスを展開しています。
長年培ってきた技術を活かし、地球環境に配慮しながら、人々の快適な暮らしやものづくりを支えています。
株式会社クボタの役職・キャリアパス
昇給・評価
クボタの昇給は年1回、4月に実施されます。
評価にあたっては、期初に上司との面談で目標を設定し、期中の進捗面談を経て、期末に達成状況の自己評価と面談を行います。
等級・キャリアパス
クボタの人事制度では、管理職クラスの「エキスパート職」、事技職一般クラスの「スタッフ職」、技能職クラスの「テクニカル職」の3つのコースが設けられています。
従業員の能力や意欲に応じてコースを変更でき、それぞれのコースには複数の等級が設定されています。
進級は業績への貢献度などを踏まえて決定されます。また、本人や職場の事情を考慮しながら職務内容を見直す「ローテーション」も行われており、経験や専門性を広げながらキャリア形成を目指せる仕組みです。
株式会社クボタの働き方・福利厚生
働き方
クボタでは時間や場所にとらわれない柔軟な働き方として「クボタスマートワーク」を推進。
在宅勤務やモバイルワーク、サテライトオフィス勤務などを導入しています。
また、単身赴任や配偶者の転勤・転職、家族の介護・看護など、一定の条件を満たす場合に利用できる遠隔地勤務制度も設けています。
そのほか、コアタイムを設けず、1か月で定められた総労働時間の範囲内で、従業員が日々の始業・終業時刻や労働時間を自ら決められるスーパーフレックスタイム制を導入しています。
ただし、試用期間中の中途入社者は適用対象外です。また事業所によってはコアタイムが設定されている場合があります。
休日・休暇
年間休日は125日で、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始には長期休暇があります。
年次有給休暇は入社時に14日が付与され、その後は段階的に最大20日となります。半日・時間単位で取得できるほか、失効した有給休暇を最大60日まで積み立てることができ、育児・介護や私傷病に利用できる制度も整備しています。
さらに、ファミリーサポート休暇、看護休暇、短期介護休暇、チャイルドプラン休暇、慶弔休暇などの休暇制度が設けられています。
福利厚生
同社では、住宅や育児、資産形成、健康など、従業員の生活を支えるさまざまな福利厚生制度を設けています。
住まい(社宅・寮)
家族向けの社宅や、独身者・単身者向けの寮を用意しています。
保有する寮・社宅に空きがない場合や勤務エリアに物件がない場合には、会社が寮として借上げた物件に居住できます。
食事
クボタでは、従業員の健康増進とリラックススペースの提供を目的に、各事業所に社員食堂を設置しています。
管理栄養士が常駐する事業所も多く、栄養バランスに配慮した食事を提供しています。また、社員食堂の利用時には、社内規定に基づく食事補助を受けられます。
その他
クボタの従業員は、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を利用できます。提携する店舗や施設の優待を受けられるほか、旅行・レジャー、スポーツクラブ、健康、出産・育児などのサービスを家族も利用可能です。
また、エキスパート職(管理職)を除く従業員を対象に、独自の選択型福利厚生制度「フィットプラン」を導入しています。
年間600ポイント(1ポイント=100円)が付与され、育児・介護などの生活支援、書籍購入などの自己啓発、健康維持、宿泊費などに利用できます。
株式会社クボタの研修制度・キャリア支援・育成制度
キャリア・階層に応じた研修
同社では、中途入社者向けの「フォロー研修」や、20代から60代までを対象とした「世代別キャリア開発研修」を実施しています。
さらに、中堅社員向けの「K-Step」、次世代リーダー候補を育成する「K-WAVE」、課長層を対象とした選抜型研修「KLT(Kubota Leadership Training)」など、キャリアや役割に応じた研修も用意されています。
専門性・スキルを高める教育制度
教育内容や難易度に応じた約160種類の専門講座から、従業員が主体的に選択できる「目的別専門教育」を設けています。
また、オンデマンド教育 の「Udemy Business」を利用し、AI・DX、ソフトウェア開発、財務・会計、マーケティングなどを学べるほか、語学力強化やTOEIC教育など、自身のニーズや目標にあわせて成長できる制度・環境も整っています。
自律的なキャリア形成を支える制度
希望するキャリアに自らチャレンジできる「公募エントリー」や、現在の部署に所属しながら他部署の業務を経験できる「社内副業」などを導入しています。
また、組織や業務領域を越えてさまざまな人と交流し、実際のビジネスを経験する「Cross My Field(社内外の越境学習)」など、自律的なキャリア形成につながる機会も設けています。
グローバル人財の育成
クボタは、グローバル人財の育成に有効な施策として、トレーニー制度を実施しています。
日本からは、1997年以降、毎年複数の従業員を海外の子会社・関連会社へ派遣しています。
また、海外拠点の管理監督者候補や技術者の育成を目的に、2015年から海外従業員の受け入れも開始しました。
直近では中国やタイの従業員が半年から1年間、日本のマザー拠点でクボタ流のモノづくりの考え方やノウハウを学んでいます。
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