
“人生の切り売り”から一転。「自社で家を建てたくなる会社」で手に入れたやりがいとホワイトな環境
一条工務店は「家は、性能」を合言葉に、高水準の暮らしやすさとコストパフォーマンスで販売棟数を伸ばし、戸建ての注文住宅市場をリードし続けています。現場でも徹底したシステム化と効率化により、建設業界屈指の働きやすい環境を実現しています。Uターン転職という形で愛する地元・徳島に戻り、施工管理のチームリーダーを務める十川さんに、同社ならではの施工管理のノウハウや実際の働き方などを伺いました。
十川 諒一(そがわ・りょういち)さん
徳島工事センター工事課チームリーダー
大手設備会社の施工管理から、地元・徳島へのUターンで一条工務店へ転職。現在は工事課のチームリーダーとして活躍している。
「人生を切り売りしたくない」。故郷へのUターンで見つけた、“ここしかない”転職先
Q:これまでのご経歴と転職を考えたきっかけを教えてください
新卒で大手設備会社に入り、施工管理として働いていました。ただ休みは日曜日のみ、平日は朝6時台に家を出て帰宅が22時や23時という過酷な労働環境でした。学ぶことももちろん多かったですが、最後は自身が2年携わった現場の竣工の直前で別の現場への異動を命じられ、気持ちが切れてしまいました。自分の人生を切り売りしているように感じ、退職を決意しました。
Q:そのうえで一条工務店へと転職した経緯を教えてください
私は故郷の徳島が本当に大好きで、いつかは帰ろうと考えていたので、転職は地元で決めようと思っていました。地方でそれなりの年収や環境を望むとなると、選択肢が限られるのが現実です。最初は公務員試験を受けることも考えていました。
その中で「2級建築士の資格を活かせる求人があれば」とハローワークで検索し、見つけたのが一条工務店の求人でした。 「木造住宅を手がけている大きな会社」という程度の知識しかありませんでしたが、全国規模の看板を背に地元で働けるなんてここにしかない条件だと思い、選考を受けました。
圧倒的な商品力と、変化し続けるスピード感がもたらす将来への安心感
Q:実際に入社してみて、イメージはどう変わりましたか?
最も驚かされたのは、「変化のスピード感」です。 最近で言えば、ゲリラ豪雨などの水害を念頭に「水が入らない家(耐水害住宅)」を打ち出していますが、これ以外にも次々と新しい性能や取り組みが出てきます。働き続けているうちに、実はこのスピード感こそが最大の強みであることに気づきました。
日本全体で住宅着工件数が減少し、業界全体が縮小傾向にある中でも着実に販売棟数を伸ばしている理由がここにあると思います。それと同時に、「この会社ならどんな時代の変化にも対応していけそうだ」という安心感も抱くようになりました。
自社を愛せるという幸せ。社員の多くが自社で家を建てる理由
Q:十川さんご自身も、実際に一条工務店でご自宅を建てられたそうですね
実は私の父が大工なので、父に頼めば相場よりかなり安くやってくれたと思います。でも常日ごろお客様に「本当に性能がいいんですよ」とおすすめしている一条工務店の家に、自分自身が住まないなんてありえないと思っていました。実際に住んでみて、その良さを改めて実感しています。夏場は湿度が低くてカラッとしていますし、冬場は全館床暖房の恩恵で家中どこにいても暖かく過ごせます。太陽光発電や蓄電池も搭載しているので、電気代の心配も少ないです。
一条工務店のモデルハウスを前にする十川さん=一条工務店徳島展示場
注文住宅とはいえ高い品質を担保するために一定の規格を設けているため、お客様のご要望との調整が必要になる場合があります。ただこれは“あるある”なのですが、社内では「住み始めてもらえれば必ずご満足いただける」と言われているんです。それくらい、性能にすべてを捧げているのが我々の特徴ですね。
Q:自社で家を建てる際の社員割引や優遇制度はあるのですか?
自社で建てた場合、社割に加えて、10年間にわたって最大月5万円の住宅手当が支給される制度があり、かなり助かっています。ちなみに徳島工事センターでは、同僚はもちろん事務スタッフに至るまで、家を建てる社員はほぼ全員が一条工務店を選んでいます。自社の製品をちゃんと愛せるって、本当に幸せなことだと思っています。
規格化・システム化がもたらす現場監督の負担軽減と、チームで助け合う風土
Q:一条工務店ならでは施工管理の特徴や、現場での負担はいかがですか
一条工務店の施工管理業務は、おそらく他社と比べても圧倒的にトラブルが少ないです。「製品の規格化」と「管理のシステム化」が進み、現場監督の負担を軽減する仕組みが徹底されています。
特に大きいのが、現場監督の頭を悩ませる「拾い出し(材料の計算と発注作業)」が不要という点ですね。仕様が固まると、会社側が材料をシステムで計算し、決まったタイミングで必要な資材を現場に納品してくれます。そのため、「材料が足りない」「発注を忘れた」といった煩わしさが一切ありません。さらに、業者様との発注金額も会社間で定められているため、一現場ごとに金額交渉をする必要がありません。
Q:上棟(家の骨組みを建てる工程)の動画を見ましたが、数日で家の形ができてしまうのに驚きました
そうなんです。例えば壁パネルは工場で生産された上で運ばれてくるのですが、そこにはすでに窓ガラスがはめ込まれ、外壁のタイルまで貼られ、さらには断熱材も組み込まれた状態になっています。1階、2階、屋根と、わずか3日ほどで家の大枠が組み上がり、その時点ですでに雨風をしのげる状態になります。現場監督にとっても職人さんにとっても、作業工程を大幅に削減するシステムになっています。
一条工務店の住宅の特徴を説明する十川さん=一条工務店、徳島展示場
Q:とはいえ、現場ではイレギュラーなトラブルもあるかと思います。そういった場合の対応や、チームでのサポート体制はどうなっていますか?
もちろん現場仕事である以上、トラブルが発生することはあります。例えば過去に、引き渡しの前日に想定外のトラブルが発生し、最終仕上げや清掃がぎりぎりになってしまったことがありました。その時は「お客様に完璧な状態でお渡ししよう!」と、工事課のメンバー総出で駆けつけ、一丸となって対応に当たりました。
我々の仕事は、自分の担当現場だけが上手くいけばいいというものではないんです。協力業者様が限られているので、どこかの現場が詰まると、次の現場も動かないんです。そのため、全員で連携して現場を回していく雰囲気が自然と出来上がっています。
エンドユーザーの笑顔と、プライベートを大切にできる「ホワイト」な労働環境
Q:エンドユーザー(お客様)と直接関わる注文住宅ならではのやりがいは何でしょうか?
転職後に最も強く感じた魅力は、直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただける点です。住宅はほとんどのお客様にとって、人生最大の買い物です。建物を良くするも悪くするも自分次第という大きな責任がありますが、だからこそ、引き渡しの際にお客様から直接感謝される喜びは何物にも代えがたいものがあります。
Q:お客様とのやり取りで、実際に覚えているものはありますか
入社1ヶ月ほどで初めて担当した最初のお客様とのエピソードですね。まだ全然知識不足で、お施主様の問い合わせにも「確認してきます」の連続でした。でも引き渡し後のアンケートの回答は「とても満足」で、さらに備考欄にこうありました。「十川くんは知識がなくても、何事にも真摯に対応してくれました。本当に感謝しています。良いお家をありがとう」。自身の未熟さをカバーしようと一生懸命に向き合った姿勢を評価していただけたことが本当に嬉しくて。「住宅の仕事ってこんなに温かいのか。こういう人たちのために頑張らないといけないんだな」と心の底から感動した、原体験です。
断熱材の仕様について説明する十川さん=一条工務店徳島展示場
もちろん、クレームや厳しいお言葉をいただくこともありますが、それだけお客様の人生に深く関わる責任ある仕事だという自覚があります。
過酷な前職から一転。土日完休や直行直帰、18時台の退社が叶う業界屈指の働きやすさ
Q:ご自身が前職でそうだったように、建築業界はハードな働き方を求められる現場が多いと聞きますが、実際はいかがですか?
一条工務店は群を抜いて「ホワイト」な環境だと思っています。土日は完全に休みですし、仮に休日出勤が必要になった場合でも、振替休日を取得するルールが徹底されています。有給も取りやすいですし、日々の業務スケジュールも非常に柔軟です。直行直帰もOKですし、現場での立ち会いもシステム化のおかげで劇的に減っています。忙しい時期でも20時か21時には帰宅しています。通常時であれば、18時台に退勤することが多いです。
充実の資格取得支援と、派手なアピールがなくても着実に評価される仕組み
Q:評価制度や資格取得のサポートについてはどのように感じていますか?
評価制度については、頑張った分だけ正当に評価され、給与にもしっかり反映されるシステムが構築されています。保有資格や勤続年数、担当物件数、顧客満足度、そして直属の上司からの評価など、多角的な視点から総合的に判断されます。
派手なアピールをしなくても、日々の業務に真面目に取り組み、やるべきことをきちんとこなしていれば、着実に評価につながり、十分な給与とポジションを得ることができる環境です。
Q:資格取得の支援も非常に手厚いそうですね
私自身、入社後に「1級建築施工管理技士」を取得し、現在は「1級建築士」に挑戦中です。難関資格に合格した際の報奨金が充実していて、1級建築士に合格すれば120万円が支給されます。資格学校に通うための学費自体は自己負担ですが、会社と提携している格安プランを利用できるため、金銭的なハードルは大きく下がります。
キャリア採用は地方拠点こそ狙い目? 大好きな場所で、全国規模の安定とやりがいを手に入れる
Q:十川さんのように、地元に根を張りながら全国規模の会社のもとで働くという選択肢は、UターンやIターンを考える人にとっても、とても魅力的ですね
地方に住みながら、大手企業に勤めることはなかなか両立が難しいと思います。マンションより戸建てが中心の地方において、地域に根ざして仕事をする必要がある「住宅業界」だからこそ、それが成り立つんです。求人も求職者も首都圏が中心になるのは当然なので、キャリア採用においても実は地方は非常に「狙い目」だと思っています。
大好きな地元に、大事な家族がいて、気心の知れた友達がいて、やりがいのある仕事があって、満足のいく給料がもらえて。自分で言うのもなんですが、本当に恵まれているなと思っています。地方にいながら、全国規模の大手企業の待遇や将来への安心感を得られる環境は、なかなかないなと。
Q:最後に、一条工務店にはどのような人材がマッチすると思いますか?求職者へのメッセージをお願いします
まず「一匹狼」のように個人プレーに走り、自身の担当現場だけを抱え込んで単独で業務を回したい方は、向かないと思います。我々の仕事は、いかに良い業者様と関係を作り、一緒に成長してもらい、気持ちよく仕事ができる環境を整えられるかが鍵です。それが結果的にトラブルを減らし、働きやすい環境づくりにもつながるからです。周囲とコミュニケーションを取り、チームワークを重んじ、仲間と繋がりながら一緒に組織を良くしていきたいというマインドを持った方がマッチすると思います。
私もそうでしたが、施工管理職は現場や会社によっては「休みがない」「毎日終電まで働いている」と疲弊し、ストレスを抱えながら転職活動をしている方も多いと思います。地方に限った話ではありませんが、自分の好きな土地で地に足をつけながら生活し、エンドユーザーのそばでやりがいを感じつつ、大手企業という安心感のなかで働いていく。そんな生き方を実現したい方にとっては、ここは最高の場所になるのではと思っています。
文/撮影:佐藤 将人(アンドプロ編集部)
一条工務店 関連情報
数字で見る一条工務店
ギネス世界記録™3冠に象徴される実績
- 資本金 / 売上高:資本金 2億5,460万円 / 売上高 6,251億円(いずれもグループ計・2026年3月期実績)
- 従業員数:グループ計 約7,600名 / 単体 約7,100名(2026年3月現在)
- 事業実績・シェア:「最新年間で最も売れている注文住宅会社」「最新年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社」「最大の工業化住宅工場」の3項目で5年連続ギネス世界記録™に認定。国内では戸建住宅販売戸数および住宅展示場棟数でも業界第1位を誇る。
- 働き方・サポート制度:ライフステージの変化などで退職した方の再雇用を認める「ジョブリターン制度」、自社で家を建てる際の「自宅建築社員割引制度」、1級建築士などの合格時に最大120万円と褒賞休暇が付与される「指定公的資格取得報奨制度」など
Q:数ある支援会社の中で、弊社をパートナーに選んでいただいている理由やご支援への評価をお聞かせください
弊社の社風や働きやすさまで深く理解いただいた上で、求職者の方に魅力を伝えてもらえるため、非常に頼りにしています。また、他社さんと比べて、入社後のギャップが本当に少ないと感じます。事前に現場のリアルな部分までしっかりすり合わせてくれているので、納得感を持ってご入社いただき、高い定着率に繋がっております。
Q:弊社の担当者とのやり取りの中で、印象に残っているエピソードなどはありますでしょうか?
特に印象的だったのは、地方でのUターン転職を希望する求職者様に対し、給与面だけでなく「地域に根差して働くやりがい」や「実際のワークライフバランス」について、丁寧にお話くださったことです。さまざまなデータや多角的な視点からコンサルティングをしていただけるので、採用市場のリアルな状況についても都度共有いただいており大変助かっております。
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