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なぜ今、Mujinなのか。フィジカルAIが切り拓く、次なる産業革命の最前線へ
2026/10/2

なぜ今、Mujinなのか。フィジカルAIが切り拓く、次なる産業革命の最前線へ

産業用ロボットの知能化によって、世界中の物流・製造現場の景色を変え続ける「Mujin」。2024年には日本市場に特化した戦略的組織として「Mujin Japan」が始動しました。現在は年間100名という採用目標を掲げ、組織拡大にも注力しています。その採用の最前線で指揮を執るのが、People & Branding部 人事マネージャーの陸ジェニーさんです。なぜ今、大規模採用を進めるのか。Mujinが求める人物像とは何か。そして、フィジカルAIが切り拓く次なる産業革命の最前線で働く魅力とは――。採用に懸ける想いとともに、その背景を伺いました。

お話を伺った方

陸 ジェニー(りく・じぇにー)さん
People & Branding部 人事マネージャー

同志社大学への留学後、リクルートに入社し幅広く採用支援に従事。その後、セブン&アイ・ホールディングスでDX戦略本部の立ち上げや人材開発・組織変革を推進。2022年にMujinへ入社し、採用責任者として人事領域全般を担当している。

売上倍増を支える、Mujinの採用戦略

Q:積極採用を進められている背景を教えてください

現在、Mujinグループは大きな成長フェーズを迎えています。売上はほぼ毎年「倍増」というペースで推移しており、2025年末にはシリーズDで約364億円の大規模資金調達を実施しました。さらに、2024年4月にはMujin Japanとして分社化※し、日本市場における社会実装を担う体制を強化しました。

製造物流業界では、労働力不足が世界的に深刻化しています。私たちはフィジカルAIによる最先端の自動化ソリューションで課題解決に挑んでいますが、技術があるだけでは社会は変わりません。現場へ価値を届ける人材が欠かせないのです。より多くのお客様の課題解決に向き合い、フィジカルAIの価値を社会へ広げていくために、私たちは年間100名規模の採用を進めています。

※株式会社Mujin Japanは株式会社Mujinから2024年に分社化。Mujinは主に技術開発を担い、Mujin Japanは製造・物流現場のコンサルから、社会実装、納品、保守・管理までを担う。

Q:具体的にどのような人材を求めているのでしょうか

これまでは製造業や物流現場の生産技術、設備導入、コンサル出身といった即戦力人材の採用が中心でした。しかし現在は、事業拡大に伴い、20代の若手人材や新卒といったポテンシャル層まで採用の幅を広げています。

Mujinがスキルや経験以上に重視しているのは、「本気で社会課題を解決したい」という想いと、それを行動に移す力です。実際に、製造や物流の現場を経験してきた方々からは、「社会のためだけでなく、現場で働く人たちの環境もより良くしたい」という声を多くいただきます。課題を自分ごととして捉え、現場の改革に挑みたいという強い当事者意識を持つ方がMujinでは活躍しています。

Q:そうした人材が活躍する背景には、どのようなカルチャーがあるのでしょうか

Mujinが挑んでいるのは、創業当初から前例のない領域です。ネットで検索しても答えは見つからず、ベストプラクティスも存在しません。だからこそ、誰かの指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて行動する姿勢が求められます。

そうしたカルチャーを象徴するのが、Mujinの7つのバリューです。その中でも、私が特に大切にしているのが「Never Give Up, Never Surrender(最後の1分まで断じて諦めない)」と、「Take Initiative, Be Independent(主体性を持って行動する)」です。

私たちが向き合っているのは、深刻化する労働力不足という待ったなしの社会課題です。その解決には、高い技術力だけでなく、何度失敗してもやり切る粘り強さが欠かせません。たとえ何百回テストで失敗しても、最後は必ず正常稼働まで持っていく。そんな執念を持ったメンバーが活躍しています。

前例のない課題に向き合う以上、決して簡単な仕事ではありません。それでも、自分たちの挑戦が現場を変え、働く人たちの力になっていることを実感できる。それはMujinならではのやりがいだと思います。

Q:その採用を我々アンドプロはどのようにご支援できるでしょうか?

アンドプロさんは、私がご一緒してきたなかでも間違いなくトップクラスのエージェントです。私たちが抱える本質的な課題を理解したうえで、マーケット動向を定量的に分析し、毎回必ず定量・定性の両面から提案をいただいています。私自身、人材領域に10年以上経験携わってきましたが、採用は感覚だけでは改善できません。定量データをもとに仮説を立て、定性面のアクションにつなげることで初めて効果的なPDCAが回せます。その点で、アンドプロさんは非常に解像度の高い支援をしてくださっています。

私が最も信頼を置いているのは、求職者の方と向き合う真摯な姿勢です。象徴的だったのが、現職に残るか転職するかで悩まれていた候補者様のケースです。アンドプロさんは、単に転職を後押しするのではなく、その方の強みや市場価値を整理したうえで、現職に残る場合と当社に入社した場合、それぞれのキャリアの可能性を丁寧に一緒に考えていました。

5年後、10年後にどのようなキャリアを築いていきたいのか。その視点で向き合った結果、ご本人も納得したうえで当社への入社を決断してくださいました。

本当に良い支援とは、採用企業か求職者か、どちらか一方の都合を優先することではありません。双方にとって納得できる着地点を最後まで探り続ける、アンドプロさんには、その一貫した姿勢を感じています。

目指すは「ロボット界のiOS」。日本のものづくりを根底から変える面白さ

Q:改めてMujin Japanの役割や分社化の背景について教えてください

Mujin Japanが担うのは、日本市場における社会実装です。プライムベンダー(元請け)として、システムの企画・提案から、設計開発、社内PoC、導入、保守までをトータルソリューションとして提供します。建設業ライセンスも取得しているので、大規模な自動化プロジェクトも、自分たちが主体となってリードしています。さらに、直近はコンサルティング事業にも力を入れており、End-to-Endでお客様をご支援しています。

一方のMujinは、ソフトウェアの研究開発に専念しています。分社化によってそれぞれの役割を明確にしたことで、Mujin Japanは社会実装に、Mujinはプロダクト開発に集中できるようになりました。その結果、開発工数の可視化やコスト管理がより明確になり、「MujinOS」というMujin独自のプラットフォームの進化にも一層注力できるようになっています。また、開発と社会実装、それぞれの専門性を高めながら連携することで、グループ全体のシナジーも生まれやすくなりました。

Q:「MujinOS」とはわかりやすくいうと、どのようなものでしょうか?

私たちはよく「ロボット界のiOS」と表現しています。スマートフォンはiOSという共通の基盤があるからこそ、さまざまなアプリを自由にインストールして使うことができます。一方、従来の産業用ロボットの世界では、メーカーごとに制御システムが異なり、互換性がないことが当たり前でした。そのため、どうしても特定メーカーの機器やシステムに依存しやすく、現場ごとに最適な自動化を実現しづらいという課題がありました。

そこで生まれたのが、「MujinOS」です。MujinOSを活用すれば、メーカーを問わずあらゆるロボットやAGV(無人搬送車)を統合的に制御し、知能化することができます。これにより、お客様は特定のメーカーに縛られることなく、自社の現場に最適なハードウェアを組み合わせることができ、さらにそれをスピーディーに構築できるようになります。私たちはこうした仕組みが、日本、そして世界のものづくり現場を変える鍵になると考えています。

Mujinコントローラによって制御されている物流機器のデモ機

Q:日本の製造業が抱える、熟練工の引退や労働力不足という課題にも直結する話ですね

おっしゃる通りです。日本はGDPの約2割を製造業が占めるものづくり大国ですが、現場を支えてきた熟練の職人たちは高齢化が進み、引退の時期を迎えています。加えて、労働力不足は2030年には600万人規模になると危惧されており、製造・物流業界にとっては極めて緊急度の高い課題となっています。

私たちはこの課題を、フィジカルAIによって解決したいと本気で考えています。これまでの高度で複雑な自動化システムは、一部の専門家でなければ扱えないものでした。しかし、MujinOSがあれば、特別な知識がなくても直感的なUIを通じて高度な自動化を活用できるようになります。

労働力不足が深刻化するなかで、誰もが自動化の恩恵を受けられる環境をつくることは、日本のものづくりを次の世代へつなぐことにもつながります。私は、このMujinの技術こそ、日本の基幹産業を支える大きな力になると確信しています。

テクノロジーの力で現場を支え、日本のものづくりを次の世代へつないでいく。その役割を担えることは、Mujinならではの面白さであり、大きな社会的意義を感じていただけるはずです。

「根回し文化」はなし。泥臭い現場主義とスピード感

Q:技術面だけでなく、組織文化も非常にユニークだと伺っています

最も象徴的なのは「ダイレクト・コミュニケーション」です。弊社には、日本企業によく見られるような「根回し」の文化がありません。約2割が外国籍社員ということもあり、年齢や役職に関係なく、合理性を重視した率直な議論が行われています。重要なのは「その施策は本当に会社やお客様のためになるのか」という視点です。それさえ共有できていれば、誰もが自由に意見を発信できます。

私自身、人材エージェントにいた時期には多くの求職者から「働きがいのある環境を探している」とよく相談を受けていました。くわしく聞いてみると、仕事そのものにはやりがいを感じているものの、無駄な会議や過度な根回し、調整業務に違和感を抱いている方が少なくありませんでした。

Mujinはそうした文化とは対極にあります。最初は戸惑う方もいるかもしれませんが、コミュニケーションコストが低く、意思決定のスピードが非常に速い。このスピード感こそが、私たちの強みだと思っています。

Q:Mujin Japanの特徴の一つに、徹底した現場主義があるそうですね

現場主義は、私たちのアイデンティティの一つです。ロボットの知能化や製造・物流の自動化と聞くと、オフィスでスマートにコードを書いているイメージを持たれるかもしれません。しかし、私たちはお客様の現場で起きている課題に向き合うことを何よりも大切にしています。

トラブルが発生すれば役職や職種に関係なく現場に駆けつけます。なぜなら現地現物で状況を確認しない限り、本当の解決策は見えてこないからです。私たちが見ているのはロボットだけではありません。現場で働く方々がどのように作業し、どのような課題を抱えているのか。その理解があって初めて、本当に現場で使えるソリューションを生み出せると考えています。机上の空論ではなく、現場から発想する。この現場主義こそが、Mujinの競争力の源泉だと思っています。

裁量と責任が共存する、Mujinの働き方

Q:徹底した現場主義やスピード感を踏まえると、ややハードな働き方を求められそうにも感じます

働き方は、各部署の特性に応じて柔軟に運用しています。人事制度として一律のリモートワーク制度を設けているわけでなく、業務内容やチームの状況に応じて、マネージャーの裁量で最適な働き方を決めています。

例えば、コンサルタントや営業は顧客先への訪問が多いため、直行直帰やリモートワークを積極的に活用しています。一方で、エンジニアリング部隊はプロジェクト単位で複数のメンバーが連携しながら業務を進めるため、対面でのコミュニケーションを重視し、出社比重が高くなるケースもあります。

重要なのは、出社かリモートかではありません。チームとして、最も高い成果を出せるかどうかです。現場との距離の近さや意思決定のスピードといったMujinらしさを大切にしながらも、それぞれのチームが最適だと考える働き方を選択しています。

傍観者になるか、当事者になるか。数十年後の自分に誇れる仕事がここに

Q:最後に求職者の方へ、メッセージをお願いします

私は本気で、Mujinグループが世界を変えると信じています。

例えば、今ではスマートフォン1台で世界とつながり、現金を持ち歩かなくても生活できることが当たり前です。ChatGPTをはじめとする生成AIも、私たちの働き方や生活を大きく変えています。

しかし、こうした変化も最初から当たり前だったわけではありません。技術の可能性を信じ、社会実装に挑み続けた人たちがいたからこそ実現したものです。開発者であるエンジニアから見れば、決して一朝一夕で変わったわけではないはずです。

今のMujinの挑戦は、まさにそれと同じだと思っています。これまで専門家にしか扱えなかったロボットが、MujinOSによって多くの現場で活用されるようになる。その変化は、日本のものづくりや物流のあり方そのものを変える可能性を秘めています。

私たちは今、フィジカルAIが生み出す大きな変化の入り口に立っています。

その歴史的な変革を外から眺める傍観者でいるのか。それとも、自ら手を動かし、変化を生み出す当事者となるのか。

Mujinは今、その当事者を必要としています。決して楽な道ではありません。ですが、数十年後に「あのとき世の中を変えたのは、自分たちだ」と胸を張って言える仕事があります。

世界の景色を変えたい。現場で働く人の力になりたい。そうした熱い想いを持った方と、ぜひお会いしたいです。

文:佐藤 将人(アンドプロ編集部)/撮影:柳 敏彦

株式会社Mujin Japan

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世界標準を創る独自技術と規格外の成長スピード

  • 累計資金調達額:596億円。2025年国内資金調達額1位
  • 日経ユニコーン企業ランキング:5位
  • グローバル従業員数:約500名(日本・米国・中国・欧州の世界4拠点)
  • 受賞数:27個。日本スタートアップ大賞2026内閣総理大臣賞(最高賞)、ロボット大賞(経済産業大臣賞)、日本テクノロジー Fast50 5位、日本オープンイノベーション大賞 内閣総理大臣賞(最優秀賞)など
  • ロボティクス特許:550超
  • 2025年国内特許成長ランキング:17位(TOP20の唯一ベンチャー企業)
  • 導入企業:ファーストリテイリング、トヨタ、花王など
  • コアテクノロジー:統合型プラットフォーム「MujinOS」(事前のティーチングを不要にし、ロボットが自ら考えて動く画期的な知能化技術)
  • 柔軟な働き方:フレックスタイム制、裁量労働制、部署によってはリモートワークも可能

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戦略を現場で動く仕組みに変える。Mujinだから叶う、フィジカルAI時代のコンサルティングとは戦略を現場で動く仕組みに変える。Mujinだから叶う、フィジカルAI時代のコンサルティングとは
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