
“最高のプレイヤーに最高の報酬を”。徹底的にフェアな評価と、AI時代に磨く“本質的な技術力”
顧客企業のビジネスを支えるシステムの提案から開発、運用までを『一気通貫』で手がけるシンプレクスグループ。同社は最先端技術を武器にし、顧客のビジネス成長に向けた「攻め」の挑戦を支援しています。さらに「最高のプレイヤーに最高の報酬を」を掲げる同社は、社員の納得度も高いフェアな評価制度を実践。AIの台頭によりビジネスの在り方が根本から変わろうとしている今、同社に参画する醍醐味や、AI時代にこそ磨くべき“本質的な技術力”について、人事の山本様に伺いました。
山本 佳史(やまもと・けいし)さん
HR Group Head
2014年にシンプレクスへ中途入社。人事担当として、現場の組織課題と向き合いながら、エンジニア・コンサルタントの中途採用や新卒採用、評価制度の運用などを牽引している。
金融の“攻め”を支える最前線
Q:中心的な事業である「金融システム」というと、「堅い」世界をイメージする人も多いと思います
山本さん:当社では、入社時に金融領域の実務経験を必須条件にしていません。「金融のシステム」と聞くと、預金や口座を管理する「勘定系」——半世紀前に生まれたCOBOLという言語が今も動いているような世界を想像される方も多いですが、当社では主に「金融フロンティア領域」と呼ばれる収益業務を行う事業領域を支援しています。金融機関が自ら収益を作るための投資をする最前線。当社は、顧客のビジネスの成長のため最新テクノロジーを武器に「攻め」の挑戦をし続ける会社なんです。

――非常にチャレンジングな環境なんですね
山本さん:まさにそうです。もともと創業メンバーが、金融やコンサルティングの分野からテックの世界へ飛び込んで道を切り拓いてきた原体験があり、当社は常に新しい技術にアンテナを張ってビジネスを成長させてきた歴史があります。
たとえば私が入社した2014年頃は、「クラウドに金融のデータを置くなんて怖い」が当たり前でした。しかしそんな時期から当社は、いち早く先進的なクラウド技術に着目し、顧客とともに導入に向けて試行錯誤しており、衝撃を受けたのを覚えています。
そして今、当社では金融フロンティア領域で獲得した技術的な強みを発展させることで、官公庁、通信、製造、エンターテインメントなどの金融以外の顧客向けのDX支援を強化しています。
事業領域を拡大するフェーズにおいて必要なことは、既存の枠にとらわれない新しい発想や、新しい技術を自らキャッチアップして面白がるエネルギーが業務知見や専門性以上に重要です。だからこそ、中途で入ってこられる方には、外からの視点で、新しい領域へどんどん風を吹かせてほしいと期待しています。
「一気通貫」で本質的な課題解決力を身につける。企画から運用まで伴走する仕事
Q:中途でジョインする方にとって、専門知識や独自のシステムをどのようにキャッチアップしていくかは気になります
山本さん:キャッチアップの大きな武器になるのが、当社の「一気通貫」の環境です。一般的なシステム開発では提案、開発、運用と会社が分業されることが多いですが、当社はビジネスの企画立案や要件定義のような上流工程から実際の運用まで顧客に伴走します。
顧客と日常的に直接対面して課題を聞くため、「伝言ゲーム」にならず、生きた業務知識を最前線で直接吸収することができます。さらに運用の現場で得た気づきを、次の提案の精度を高めるループに繋げていけるのは、一気通貫ならではの成長環境だと思います。
もちろん、会社としてもキャッチアップをサポートする仕組みは作っています。たとえば若手の中途入社者の方に対して「オンボーディング担当は誰か」というラインをはっきりさせ、丁寧に1on1を行いながら不明点を早期に解消するようにしています。また、手掛けている事業領域の業務知見などを一箇所にまとめた社内ポータルサイトの整備も進んでいます。
ただ、文書化されていない過去の経緯など、プロジェクト内のさらに深いナレッジについては、体系的にまとまりきっていないことがあるのも事実です。だからこそ、受け身にならず、遠慮なく質問するコミュニケーションを多く取れる方が、環境を活かして早期に立ち上がる傾向があるように思いますね。社内は気になったことを率直に言い合うカルチャーなので遠慮は不要です。
Q:選考では、そうしたカルチャーに合うかどうかを重視して見ていらっしゃるのでしょうか
山本さん:おっしゃる通りです。当社には5DNAやフィロソフィーといった価値観があり、「会社の価値観に共感できる人に、当社の環境で幸せになってほしい」という考え方を大切にしています。ゆえにスキルや専門性も大切ですが、それ以上にカルチャーフィットを重視した選考を行っているのです。

応募書類や面接といった選考プロセスで私たちが知りたいのは、「実務で何を大事にし、どのように判断してきたか」という等身大の思考プロセスです。例えばエンジニアの方なら、トラブルが発生した時やリスクを先読みする際にどのように動いたかなど、仕事における「ものの考え方」を細かく伺います。
最近はAIを用いて職務経歴書を作成する方も増えましたが、読み手側の私たちもAIが作ったものかご自身の言葉で書かれたものなのかは何となく伝わってしまいます(笑)。だからこそ、アンドプロさんのようなエージェントが介在してくださる価値は非常に大きいと思っています。
自分一人では言語化が難しい「仕事への熱量」や「思考のプロセス」を、プロのコンサルタントさんとの壁打ちを通じて引き出してもらう。「その人らしさ」が伝わる状態になれば、結果として候補者の方の選択肢は大きく広がります。ぜひそうしたサポートも活用しながら生の言葉でご自身の思考を伝えていただけると嬉しいですね。
「最高のプレイヤーに最高の報酬を」プロセスの公平さにこだわった制度
Q:御社といえば、年齢にかかわらず成果を正当に評価する「実力主義」の評価制度だと伺っています。シビアな印象を持つ方も少なくないと思いますが実際のところはいかがでしょうか?
山本さん:確かに実力主義という言葉は、厳しそうな印象を与えがちですよね。当社が大事にしているのは「フェアバリュー・フェアプライス」。高い成果を出している人には、その価値に見合ったフェアな報酬を支払う。それだけの、極めてシンプルな考え方です。「できる人だけ来てほしい」「Up or Out」といったニュアンスではありません。
――「フェアな評価」とは、どのように行われるのですか
山本さん:年に一度、次年度の理論年俸を決める評価会議があります。特徴的なのは、一律の点数表を置くのではなく、成果や再現性のある能力、5DNAの体現度などを多面的に確認し、同程度の価値には同程度の報酬となるよう、評価者同士で議論します。
「その働きぶりでその報酬は辛すぎないか」「いや、甘すぎる」と横槍が入るのも日常茶飯事です。さらに、被評価者が「あの人も評価者に加えてほしい」と他プロジェクトで関わりのあった上位者を指名することができるため、多面的な評価につなげられるように設計されています。
評価結果に差は出るけれども、評価プロセスの公平性を重視し複数の評価者による多面的な議論を行う、それが当社の実力主義です。
評価者の最大のミッションは、議論を経て「なぜその金額になったか」を本人に説明しきること。一律の基準を設けない分、現場では「いくら上げたい?なら、いつまでにこのレベルの仕事を」と、目標とする年俸額と達成水準に関する率直な意見交換が日常的に交わされています。期待される役割や成果について率直に対話するため、評価結果への納得感につながっています。
Q:エンジニアのキャリアについても、印象的な言葉を掲げていらっしゃいますね
山本さん:代表の金子がよく言うのが「最高のプレイヤーに最高の報酬を」です。エンジニアよりマネジメントをする人のほうが給料もヒエラルキーも上、という世界観が日本のIT業界で聞かれることがありますが、当社はやや異なる考え方をしています。技術で一本立ちして高い報酬を稼ぐ人がいたっていい。どちらが上でも下でもないから、「あなたは何を強みにプレイしたいのか」を重視しています。

創業者で代表取締役社長の金子英樹氏はソロモン・ブラザーズなどに在籍し、トップエンジニアが「最高の報酬」を得ている世界を目の当たりにした。(©PIXTA)
さまざまな領域を自社内で経験し、自分に合うキャリアを探る
Q:将来的なキャリアパスについてもお伺いしたいです。AIがコーディングを代替しつつあるとも言われる今、あえて技術力を磨く意味はどこにあるのでしょうか
山本さん:AIがコーディングする世界へ寄っていくのは間違いありません。ただ、AIもインプットを間違えばアウトプットも間違える。その間違いに気づけるかどうかは、技術を深く理解しているかどうかにほかなりません。間違えた答えをちゃんと正せる状態に自分のキャリアを引き上げておく。今だからこそ、本質的な技術力を身につけるべきではないでしょうか。そうすることで将来的なキャリアの選択肢を増やすことができると考えています。
実は当社の新卒研修では、意図的にAI利用を制限し、人手で開発を行うことを重視しています。そうやって本質的な技術の理解を必要とする環境があるからこそ、若手層がすでに会社の屋台骨として活躍できているんです。
Q:なるほど。技術力を武器に高収入を目指せる一方で、将来的にコンサルなど別のキャリアへ進むこともできるのでしょうか?
山本さん:もちろんです。何に向いているかは、実際にやってみないとわかりませんよね。会社として個々人の希望を把握することはとても重要だと考えています。当社では、アサイン管理や配置検討、キャリア相談を行う『リソース・マネージメントディビジョン』という組織を事業部から独立する形で設置しており、不定期で「キャリア希望アンケート」を実施し、興味のある事業分野、専門性、異動希望の有無を全社的に把握する取り組みを行っています。また、中途入社者のオンボーディングの面談やアサイン変更に伴うキャリア面談など、現場で行われる1on1以外の場において会社と個人が向き合う機会を大切にしています。
コンサルティング・IT業界では業務フェーズによって分業化することが一般的なため、新しいキャリアを志すと多くの場合「転職すること」が現実的な選択肢となりがちです。しかし当社であれば、グループ内でコンサルタント、プロジェクトマネジャー、ITアーキテクト、エンジニアと多様なキャリアを選択することが可能です。
私はよく「リトマス試験紙」を例えにキャリア選択を表現するのですが、自組織の中でリトマス試験紙を何枚も試しながら、自分に一番向いているキャリアを確認することができる。これは課題解決の上流から下流まで「一気通貫」で顧客に関わる当社だからこそ提供できる価値だと思っています。
Q:最後に、候補者の方々へメッセージをお願いします
山本さん:シンプレクスグループは、挑戦することを歓迎し失敗することに寛容な会社です。
社員ひとりひとりの「何をしたいか、どうしたいか」という声にしっかりと耳を傾けるカルチャーが根付いています。
キャリアの可能性を積極的に模索したい方にとって、当社の環境はとても相性が良いはずです。
少しでも当社のカルチャーや業務内容、フェアに実力を評価する環境に面白みを感じていただけたなら、まずはぜひ一度お話ししましょう。あなたからの挑戦を、心からお待ちしています。
文・撮影:酒井 悠一(アンドプロ編集部)
シンプレクス・ホールディングス 関連情報
数字とカルチャーで見る、シンプレクスの働き方
金融で培った強みをあらゆる産業へ
金融機関が収益を上げるために投資する「フロント」領域を起点に事業を拡大。クラウド、ブロックチェーン、AIといったキーテクノロジーを強みに非金融領域のDX支援にも取り組んでいます。
独自の評価会議プロセス
創業時から大切にしてきたのが「プロセスにおける公平性と多面的な評価」。年に1度、評価者全員が集まり、個人のアウトプットや行動指針である「5DNA」にフィットしているかといったカルチャー体現度などを長い時間をかけて徹底的にディスカッションします。被評価者が別プロジェクトのメンバーを評価者に追加することもでき、公平性を担保しています。
若手が「屋台骨」に育つ実績
2021年開始の若手エンジニア中途採用は3か年で約60名。その中から中心メンバーとして活躍する社員がすでに登場。キャリア希望アンケート(回答率平均96%)は集計結果を役員クラスに共有し、面談でのフォローにつなげています。
取材後に笑顔を見せるアンドプロコンサルタント・由元(左)と山本さん
Q:転職活動において、アンドプロが介在する価値を、採用する側としてどう感じていらっしゃいますか?
私たちの選考では思考のプロセスと同様にカルチャーフィットを重視しています。担当の由元さんは当社のカルチャーを学ぼうとする姿勢が素晴らしく、実際に当社の評価制度やリアルな社風まで非常に高い解像度で捉えてくださっているので信頼しています。候補者お一人だと判断が難しい「本当に自分の価値観と会社のカルチャーが合うか」といったところも、ぜひ率直に質問してみていただきたいですね。
Q:アンドプロ経由でご入社された方で、印象に残っているケースはありますか?
以前アンドプロさんからご入社いただいた、若手エンジニアの方がいます。彼はコミュニケーションや経歴書こそ控えめでしたが、実務に対する高い熱量と論理的な思考力をお持ちでした。そこをエージェントとの壁打ちで見事に言語化し、見えにくい「本質的な魅力」を引き出していただいたことで、当社のカルチャーと「根っこが合う」と確信できた素晴らしい採用事例です。実際に彼は入社後の評価も高く、期待されている人財です。
アンドプロの 3つ の強み

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未来を見据えた本質的なキャリアサポート


