
アムジェン株式会社に転職するには?難易度・中途採用情報と対策
医薬品業界において、世界最大規模の独立系バイオテクノロジー企業として確固たる地位を築いているアムジェン株式会社。
革新的な医薬品を世界の何百万人もの患者に提供しており、日本国内でもその存在感を高めています。
本記事では、アムジェン株式会社への転職を検討されている方に向けて、同社が掲げるビジョンや事業内容、そして採用において重視される「アムジェンバリュー」や求める人物像について解説します。
アムジェン株式会社はどんな会社?
アムジェン株式会社は、1980年に米国カリフォルニア州で創業し、現在では世界100カ国以上で事業を展開する世界有数の独立系バイオテクノロジー企業、アムジェン社の日本法人です。
創業以来、「To Serve Patients – 患者さんのために、今できるすべてを」というミッションを掲げ、重篤な疾患と闘う患者さんのために、生物学的なプロセスを解明し、革新的な治療薬を開発・製造・提供し続けています。
最先端科学による革新的創薬と医薬品開発
アムジェン株式会社では技術とバイオテクノロジーを融合させた創薬・医薬品開発を行っています。
具体的には、ヒトの遺伝データや多様な生体情報を活用し、AIやデータサイエンスを取り入れながら、未解明の疾患の理解と標的の特定を進めています。
また、多重特異性薬など新たな治療手段の研究や、臨床試験の革新を通じて、安全で効果的な医薬品をより早く患者に届けるよう努めています。
こうした先進的な研究開発戦略により、同社は次世代の治療ソリューション創出を目指しています。
日本における「アムジェン・ジャパン VISION 2030」
日本法人であるアムジェン株式会社は、2030年に向けた長期ビジョン「アムジェン・ジャパンVISION 2030」を策定しています。
このビジョンでは、以下の4つの柱を掲げ、日本社会における信頼されるパートナーとしての地位確立を目指しています。
- Hope for Patients(患者さんに希望を届ける)
ジェネラル・メディスン、炎症・免疫性疾患、オンコロジー、希少疾患の事業を主軸とし、現在6製品を患者に届けている。 - Accelerated Innovation(イノベーションを加速させる)
一日でも早くアムジェンのイノベーションを届けられるよう、グローバル同時開発の戦略で進めている。 - Trusted Partner(信頼のパートナーになる)
医療従事者や関連する学会や患者会などと連携し、課題解決に取り組む。 - Best Work of Our Lives(最高の職場)
スタッフが「人生で最高の仕事を成し遂げた」と思える瞬間を増やすことを目指している。
分散型臨床試験(DCT)の導入
近年では、臨床試験(治験)においてオンライン診療や訪問看護、スマートフォンやウェアラブル端末を活用した分散型臨床試験(DCT)の導入を積極的に推進しています。
アムジェン株式会社の中途採用方針・求める人物像
循環器疾患やがん、希少疾患などの重点領域において、最先端の科学と分子工学を活用した強力なパイプラインを有しているアムジェン株式会社では、新薬を迅速に患者へ届けるため、開発体制の強化が求められています。
採用においてはアムジェンバリューに共鳴する人財を求めています。
求める人物像
アムジェン株式会社が求める人物像は、以下の8つの「アムジェンバリュー」を体現できる人物です。
1科学的根拠に基づく
科学的手法を重視し、データに基づいた合理的な意思決定でイノベーションを追求します。そして適切な実験の設計、分析、論理的判断を通して、高い品質と成果を生み出すことを大切にしています。
2精力的に競争に臨み、成果を得る
高い成果を短期間で挙げられるよう、過去の実績に満足することなく、リスクを恐れずに挑戦し続ける姿勢が重要です。
ただし、あくまで高い倫理観に基づいた公正な競争であることを前提としています。
3患者さん、スタッフ、株主に価値をもたらす
常に「患者さんのために」という視点を持ちつつ、社員や株主を含むすべてのステークホルダーの利益のバランスを考慮できる視座の高さが必要です。
社員自身が潜在能力を発揮し、成長できる環境を創出することも価値の一部と捉えられています。
4倫理的に行動する
製品、サービス、コミュニケーションのすべてにおいて、最高水準の倫理基準を遵守することが求められます。
5互いに信頼し、尊敬しあう
多様なバックグラウンドを持つ同僚を尊重し、インクルージョン(包摂性)を促進できる人物が求められます。
個々の責任感を持ちつつ、他者と信頼関係を築きながら業務を遂行する能力が重視されます。
6品質の高さを維持する
医薬品の品質はもちろんのこと、情報、意思決定、人材など、あらゆる業務において妥協のない「質」を追求する姿勢が必要です。
7チームで協働する
多様性に富むチームが連携し、研究所から臨床、市場へと科学的進歩を迅速に実現することで、患者・社員・株主にとって最善の意思決定を行います。
そのため、組織の方向性を理解し、社内の他職務にも視野を広げながら取り組むことが大切です。
8連携とコミュニケーションを図り、責任を果たす
リーダーシップを発揮し、関係者と率直な対話を行い、決定事項に対して責任を持って実行する能力です。
アムジェン株式会社の平均年収・年収モデル
アムジェン株式会社(日本法人)は非上場企業であるため、有価証券報告書による平均年収の公表はありません。
アムジェン株式会社の会社概要と事業内容
アムジェン株式会社は、革新的な医薬品を通じて日本の医療に貢献しています。
特に、アンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)が高い領域に特化しており、その事業領域は多岐にわたります。
会社概要
項目 | 内容 |
|---|---|
商号 | アムジェン株式会社(Amgen K.K.) |
本社所在地 | 東京都港区赤坂九丁目7番1号 ミッドタウン・タワー |
事業内容 | 医薬品の研究、開発、製造、販売および輸出入 |
主要な事業
アムジェン株式会社は以下の6つの疾患領域に焦点を絞り、新薬の開発・提供を行っています。
- 循環器疾患
脳血管疾患や心疾患などの循環器病対策。 - がん(オンコロジー)
血液がんや固形がんに対する革新的な治療薬。 - 骨疾患
骨折リスクが高い患者向けに早期診断・早期治療を推進。 - 炎症・免疫性疾患
乾癬(かんせん)、全身性炎症性疾患などに対する自己免疫疾患治療薬。 - 神経疾患
片頭痛治療薬など、反復性発作を伴う疾患に対する治療薬。 - 希少疾患
自己免疫性の希少疾患である甲状腺眼症の治療薬。
成長中の注力分野
現在、アムジェン株式会社が特に力を入れているのが、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進です。
例えば、臨床試験(治験)の分野では、患者が病院に行かなくても自宅などから治験に参加できる「分散型臨床試験(DCT)」の実現に向けて、オンライン診療機能やElectronic Informed Consent(電子的なツールを用いた臨床試験のインフォームド・コンセントの取得)の導入を医療機関やテック企業と連携して進めています。
これにより、地理的な制約で治験に参加できなかった患者へ治療機会を提供するとともに、開発スピードの加速を目指しています。
アムジェン株式会社の役職・キャリアパス
キャリアパス
アムジェン株式会社のキャリアパスは、スタッフひとりひとりが「人生で最高の仕事を成し遂げた」と実感できる瞬間を増やすことを軸に設計されています。
多様な専門性やバックグラウンドを持つ人財が相互に学び合いながら成長できる環境で、個々の可能性を広げるキャリア形成が支えられています。
評価制度
正しい方法で精力的に競争に臨み成果を得ることが評価される「一体感のある組織文化の醸成」に注力しています。
アムジェン株式会社の働き方・研修制度・福利厚生
アムジェン株式会社は「Best Work of Our Lives(最高の職場)」をビジョンの一角に掲げており、社員が健康で生き生きと働ける環境づくりに注力しています。
サステナビリティには「Healthy People(健康な人々)」 「Healthy Society(健康な社会)」、「Healthy Planet(健康な地球)」 「Healthy Amgen(健康なアムジェン)」 という4つの柱があります。
働き方
アムジェン株式会社は、社員が時間や場所にとらわれず最大限の能力を発揮できるよう、「FlexSpace(柔軟な働く場)」と「NEWAYS(新しい働き方)」を導入しています。
FlexSpaceは「業務に適した執務環境」と「チームの一体感」を両立させ、成果・革新性・生産性を追求しつつ柔軟な働き方を可能にします。
NEWAYSは、環境変化に対してスピード感を持って対応し、常に成果を生み出せる働き方を実践していくためのガイダンスです。
多様な働き方を尊重することで、患者への貢献と組織全体の生産性向上を実現しています。
アムジェン株式会社のキャリア支援・育成制度
科学教育と専門性強化
次世代の科学者を育成する「アムジェン・スカラーズ・プログラム」のような社外向け活動を行っています。
アンドプロの 3つ の強み

業界/職種専任のプロによる納得の支援
企業の"本音"をもとにあなたの強みを見出す
未来を見据えた本質的なキャリアサポート


