システムエンジニア(SE)のおすすめ資格|そもそも必要?転職で有利になる?
システムエンジニア(SE)として働き、キャリアアップするために、そもそも資格は必要なのでしょうか?
目的別のおすすめ資格も紹介します。
そもそもシステムエンジニア(SE)に資格は必要?
必須ではないが、取得するメリットあり

医師や弁護士と異なり、システムエンジニア(SE)は資格がないとできない仕事ではない(業務独占資格ではない)ため、資格の取得は必須ではありません。
たとえ無資格であっても、実務経験とスキルさえあれば、キャリアアップすることは可能です。
その一方、資格を取得する過程で知識・スキルの習得や向上につながることはもちろん、下記のようなメリットがあります。
1昇進・昇格や昇給につながることがある

SIerなどの受託開発を行う業態では特に、社員の保有資格が技術力のアピールや案件の受注につながるため、一部の企業ではIPAの「応用情報技術者試験」や高度試験(プロジェクトマネージャ試験など)を昇進・昇格の基準にしているケースがあります。
また、企業によっては保有資格に応じて月1万〜数万円の資格手当や数十万円単位の一時金(報奨金)を支給するところもあり、年収のベースアップにつながります。
2転職時に有利になることがある

大前提、システムエンジニア(SE)の最大の選考基準は「実務経験(職務経歴)」であり、ほとんどの場合、資格だけで採用が決まることはありません。
ただし、SIerや若手の場合、IPAの「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」が、基礎的な技術力やキャッチアップ能力、向上心の裏付けとして評価されやすいでしょう。稀ではありますが、明確に採用条件としている企業も一部存在します。
また同レベルの採用候補者がいた場合、AWS関連資格などの高難度の資格は加点要素として、ライバルに一歩リードできる可能性があります。
【目的別】システムエンジニア(SE)におすすめの資格一覧

システムエンジニア(SE)におすすめの資格は、目的や目指す方向性によって異なります。
自身に近いものを選んで、資格の詳細を確認してください。
1基礎力を身につけたい

システムエンジニア(SE)としての基礎知識を体系的におさえ、実務経験を知識で補強したい人向けの資格です。
上流工程・PM・クラウド・セキュリティなどへ進む前の、ITエンジニアとしての「共通の土台」になります。
資格名 | こんな人におすすめ |
基本情報技術者試験 | 若手で実務経験が浅く、IT基礎を体系的に固めたいSE |
応用情報技術者試験 | 中堅として技術・管理・経営の基礎力を示したいSE |
基本情報技術者試験
ITエンジニアの登竜門。ITを活用したサービス・システム・ソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能を証明する試験です。
- 若手で実務経験が浅いSE
- 基礎を体系化したいSE
資格の概要
正式名称 | 基本情報技術者試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | CBT方式で随時実施 |
合格率 | 38.3%/ITSSレベル2 |
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『基本情報技術者試験』
応用情報技術者試験
技術・管理・経営まで幅広い知識を問われる試験。中堅SEとしての基礎力を示し、さらに高度な試験や上流工程に進む土台となる資格です。
- 中堅としての基礎力を証明したいSE
- 将来的にPM・ITコンサル・セキュリティ・アーキテクト系に進みたいSE
資格の概要
正式名称 | 応用情報技術者試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | 2026年度からCBT方式で一定期間内に複数日実施予定 |
合格率 | 23.4%/ITSSレベル3 |
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『基本情報技術者試験』
応用情報技術者試験
技術・管理・経営まで幅広い知識を問われる試験。中堅SEとしての基礎力を示し、さらに高度な試験や上流工程に進む土台となる資格です。
- 中堅としての基礎力を証明したいSE
- 将来的にPM・ITコンサル・セキュリティ・アーキテクト系に進みたいSE
資格の概要
正式名称 | 応用情報技術者試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | 2026年度からCBT方式で一定期間内に複数日実施予定 |
合格率 | 23.4%/ITSSレベル3 |
サブ資格も紹介
上記おすすめ資格と比べて基礎的な内容のため、初歩からしっかり学び直したい方向けです。実務経験が浅い場合や、まず学習の入口を作りたい場合は検討してもいいでしょう。
ITパスポート試験
IT基礎・経営・マネジメントを広く学べる国家試験。非エンジニアや未経験者の入口向けです。
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『ITパスポート試験』
情報セキュリティマネジメント試験
セキュリティの基本的な考え方を学べる国家試験。全職種向けの基礎資格です。
2技術上流・アーキテクトを目指したい

実装担当から一段上がり、要件定義・方式設計・非機能要件・技術選定・設計レビューなどを担いたいシステムエンジニア(SE)向けの資格です。
PMのように人・納期・コストを管理するポジションより、システム全体の構造や設計品質に責任を持つキャリアを目指したい方、マネジメントよりも技術・設計軸で上流を目指したい方に向いています。
資格の正式名称 | こんな人におすすめ |
システムアーキテクト試験 | 要件定義・システム方式設計など技術上流を担いたいSE |
システムアーキテクト試験
情報システムの要件定義、アーキテクチャ設計、システム方式設計、開発主導を担う高度IT人材向けの試験。
PMではなく、技術・設計軸で上流に進みたいシステムエンジニア(SE)に向いています。
- 要件定義、基本設計、システム方式設計、非機能要件、技術選定、設計レビューを担いたいSE
- テックリードやITアーキテクトを目指したいSE
資格の概要
正式名称 | システムアーキテクト試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | 2026年度からCBT方式で一定期間内に複数日実施予定 |
合格率 | 15.5%/ITSSレベル4 |
サブ資格も紹介
上記おすすめ資格と比べて、アーキテクト全般ではなく、特定技術領域の設計力を深める資格です。
DB設計・ネットワーク設計を強みにしたい場合は検討してもいいでしょう。
データベーススペシャリスト試験
データベース設計・データ管理・分析基盤に強みを持ちたいSE向けのIPA高度試験です。
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『データベーススペシャリスト試験』
ネットワークスペシャリスト試験
大規模で堅牢なネットワークの設計・構築・運用に強みを持ちたいインフラSE向けです。
3PM・PL・PMOを目指したい

開発者・設計者から、プロジェクト全体を動かす立場へ責任範囲を広げたいシステムエンジニア(SE)向けの資格です。
進捗・品質・コスト・リスク・顧客折衝・ベンダー管理などを担うための第一歩となります。
資格名 | こんな人におすすめ |
プロジェクトマネージャ試験 | 国内SIerや大規模開発で、PM・PLを目指したいSE |
Project Management Professional(PMP)® | 外資・ITコンサル・PMOで、PM経験を体系的に示したい人 |
プロジェクトマネージャ試験
システム開発プロジェクトにおいて、目的達成に向けたプロジェクトマネジメントを担う人材向けのIPA高度試験。
国内SIerや大規模開発PMに適した資格です。
- PL、PM、PMO、大規模開発のプロジェクト責任者を目指すSE
- 進捗・品質・コスト・リスク・顧客折衝・ベンダー管理を担いたいSE
資格の概要
正式名称 | プロジェクトマネージャ試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | 2026年度からCBT方式で一定期間内に複数日実施予定 |
合格率 | 14.3%/ITSSレベル4 |
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『プロジェクトマネージャ試験』
Project Management Professional(PMP)®
PMIが認定する国際的なプロジェクトマネジメント資格。予測型、アジャイル型、ハイブリッド型など、あらゆる作業形態におけるプロジェクトリーダーシップと知識・経験を体系的に証明できます。
- すでにPM・PL経験があるSE
- 外資系企業、ITコンサル、PMO、グローバル案件を狙うSE
- PM経験を国際資格で補強したいSE
資格の概要
正式名称 | Project Management Professional(PMP)® |
運営団体 | Project Management Institute(PMI) |
受験料 | PMI会員405 USD、非会員655 USD |
開催時期 | 随時(申請承認・支払い後、Pearson VUEテストセンターまたはオンラインで予約) |
合格率 | 公式発表なし/受験には実務経験要件あり |
サブ資格も紹介
上記おすすめ資格と比べて、アジャイル案件やPM基礎を補強する位置づけです。
PM経験が浅い場合や、スクラム開発・アジャイルPMに関わる機会が多い場合は検討してもいいでしょう。
PMI Agile Certified Practitioner(PMI-ACP)®
アジャイル、Scrum、Lean、Kanbanなど複数手法の経験を示したいPM・PL向け資格です。
※出典:Project Management Institute『PMI Agile Certified Practitioner(PMI-ACP)®』
Certified Associate in Project Management(CAPM)®
PM経験が浅い人向けの基礎資格。PMP受験前にPM知識を体系化したい人に向いています。
※出典:Project Management Institute『Certified Associate in Project Management(CAPM)®』
Certified ScrumMaster®(CSM®)
Scrumの基本とスクラムマスターの役割を学びたい人向け。アジャイル開発の入口資格です。
※出典:Scrum Alliance『Certified ScrumMaster®(CSM®)』
Professional Scrum Master™ I(PSM I)
Scrumフレームワークとスクラムマスターの責任に関する知識を証明したい人向けの資格です。
4ITコンサル・IT企画を目指したい

技術者としてシステムを作る側から、業務課題・IT戦略・システム化構想を考える側へ進みたいシステムエンジニア(SE)向けの資格です。
PMが「プロジェクトをどう成功させるか」を担うのに対し、ITコンサル・事業会社のIT企画職は「なぜそのシステムが必要か」「どの業務をどう変えるか」「IT投資で何を実現するか」まで踏み込みます。
資格名 | こんな人におすすめ |
ITストラテジスト試験 | IT戦略・業務改革・システム化構想に関わりたいSE |
ITストラテジスト試験
経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、事業革新・業務改革・製品サービス創出を企画・推進する人材向けのIPA高度試験。
ITコンサルや事業会社のIT企画職との相性が良い資格です。
- ITコンサル、事業会社のT企画職、DX推進、システム化構想、業務改革に進みたいSE
- 技術だけでなく、事業・業務課題とITをつなぐ役割を目指すSE
資格の概要
正式名称 | ITストラテジスト試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | 2026年度からCBT方式で一定期間内に複数日実施予定 |
合格率 | 15.0%/ITSSレベル4 |
サブ資格も紹介
上記おすすめ資格と比べて、IT戦略そのものより周辺スキルを補強する資格です。
監査・運用企画・PMO・クラウドDX提案に寄せたい場合は検討してもいいでしょう。
システム監査技術者試験
情報システムのリスク分析・統制評価・監査に関わりたい人向けのIPA高度試験です。
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『システム監査技術者試験』
ITサービスマネージャ試験
ITサービスの安定提供、運用設計、継続的改善を担いたい運用企画・管理職向けです。
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『ITサービスマネージャ試験』
Project Management Professional(PMP)®
ITコンサルでPMO・案件推進を担う場合の補強資格。戦略資格というより推進力の証明です。
※出典:Project Management Institute『Project Management Professional(PMP)® Certification』
AWS Certified Solutions Architect - Professional
クラウド構想やDX提案で、AWSの高度な設計知識を補強したいIT企画・コンサル向けです。
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Solutions Architect - Professional』
5クラウド領域を深めたい

AWS・Azure・Google Cloudなどのクラウド設計、移行、運用改善に関わりたいシステムエンジニア(SE)向けの資格です。
クラウド関連の資格は、アプリSE・インフラSEのどちらからでも取り組みやすいですが、まずはAWS設計の基礎を示す資格、次にAWS上位設計、AzureやGoogle Cloudなど現職・志望企業の環境に合う資格を選ぶとよいでしょう。
資格名 | こんな人におすすめ |
AWS Certified Solutions Architect - Associate | AWS設計の基礎を証明し、クラウド案件に広げたいSE |
AWS Certified Solutions Architect - Professional | AWSで高度な設計・移行・最適化を担いたいSE |
Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert | Azure環境や大企業のクラウド基盤設計に関わりたいSE |
Google Cloud Professional Cloud Architect | GCPやデータ・AI基盤まで含めてクラウド設計を担いたいSE |
AWS Certified Solutions Architect - Associat
AWS上でコストとパフォーマンスを最適化したソリューションを設計する知識を問う資格。AWS設計の入口として認知度が高い資格です。
- AWS設計の基礎を証明したいSE
- オンプレからクラウド移行に関わりたいSE
- クラウド案件へキャリアを広げたいSE
資格の概要
正式名称 | AWS Certified Solutions Architect - Associate |
運営団体 | Amazon Web Services(AWS) |
受験料 | 150 USD |
開催時期 | 随時(Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督試験で予約) |
合格率 | 公式発表なし/AWS区分:Associate |
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Solutions Architect - Associate』
AWS Certified Solutions Architect - Professional
複雑な課題に対するAWSソリューション設計、セキュリティ、コスト、パフォーマンスの最適化や自動化などを扱う上位資格です。
- AWSを使った高度な設計・移行・最適化を担いたいSE
- クラウドアーキテクトを目指すSE
- AWS関連の実務経験のレベルを資格取得で確かめたいSE
資格の概要
正式名称 | AWS Certified Solutions Architect - Professional |
運営団体 | Amazon Web Services(AWS) |
受験料 | 300 USD |
開催時期 | 随時(Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督試験で予約) |
合格率 | 公式発表なし/AWS区分:Professional |
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Solutions Architect - Professional』
Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert
Azure上のクラウド/ハイブリッドソリューション設計を扱うMicrosoft認定資格。Compute、ネットワーク、ストレージ、監視、セキュリティ、Azure Well-Architected Frameworkなどを対象とします。
Azure環境の大企業案件、Microsoft 365、Entra ID、Windows Server、ハイブリッドクラウドに関わるSE
資格の概要
正式名称 | Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert |
運営団体 | Microsoft |
受験料 | 国・地域に基づく価格。登録画面で確認 |
開催時期 | 随時(Pearson VUE経由で予約) |
合格率 | 公式発表なし/Microsoft区分:Expert |
※出典:Microsoft『Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert』
Google Cloud Professional Cloud Architect
Google Cloud上で、堅牢・安全・スケーラブルで可用性やコスト効率の高いソリューションを設計・管理する能力を問う資格です。
- GCP環境に関わるSE
- BigQueryやVertex AIなどデータ・AI基盤も活用したいクラウドエンジニア
- クラウドアーキテクト志向のSE
資格の概要
正式名称 | Google Cloud Professional Cloud Architect |
運営団体 | Google Cloud |
受験料 | 200 USD+税 |
開催時期 | 随時(オンライン監督試験またはテストセンターで受験) |
合格率 | 公式発表なし/Google Cloud区分:Professional |
サブ資格も紹介
上記おすすめ資格と比べて、クラウド設計の主資格というより基礎・周辺技術の補強向けです。
クラウド経験が浅い場合や、NW・Linux・運用自動化にも強みを持ちたい場合は検討してもいいでしょう。
AWS Certified Cloud Practitioner
AWSクラウドの基本用語・サービス理解を示す入門資格。非クラウド経験者の入口向けです。
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Cloud Practitioner』
AWS Certified DevOps Engineer - Professional
AWS上の分散システム運用、CI/CD、自動化、監視を高度に担いたいDevOps志向者向けです。
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified DevOps Engineer - Professional』
CCNA
ネットワーク基礎、IP接続、セキュリティ基礎などを証明するCiscoの定番資格です。
LinuC
Linuxシステム構築・運用管理のスキルを証明する国内向け資格。インフラSEの補強に有効です。
※出典:LPI-Japan『Linux Professional Certification』
LPIC-1
Linuxのコマンド操作、インストール、基本的なネットワーク設定などの知識を証明する国際資格です。
※出典:Linux Professional Institute『LPIC-1』
ネットワークスペシャリスト試験
クラウド以前のネットワーク設計・構築力を証明したいインフラSE向けのIPA高度試験です。
6セキュリティ領域を深めたい

セキュリティ要件定義、権限設計、監査ログ、リスク管理、クラウドセキュリティなどに強みを持ちたいSE向けの資格です。
セキュリティ専門職だけでなく、上流SE、クラウドSE、PM、IT企画にとっても横断的に役立つ資格です。
資格名 | こんな人におすすめ |
情報処理安全確保支援士試験 | 国内企業でセキュリティ専門性を示したいSE |
AWS Certified Security - Specialty | AWS環境の権限設計・暗号化・監視設計を担いたいSE |
CISSP® - Certified Information Systems Security Professional | セキュリティ管理・リスク管理まで担いたい上級志向のSE |
CCSP® - Certified Cloud Security Professional | クラウド全般のセキュリティ設計・管理に強みを持ちたいSE |
情報処理安全確保支援士試験
サイバーセキュリティの専門知識・技能を活用し、安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援する人材向けの試験。
合格後、所定の登録手続きを行うことで、国家資格「情報処理安全確保支援士」を取得できます。
- セキュリティエンジニア、セキュリティコンサルタント、上流SE
- クラウドや基幹システムでセキュリティ要件を担いたいSE
資格の概要
正式名称 | 情報処理安全確保支援士試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | 2026年度からCBT方式で一定期間内に複数日実施予定 |
合格率 | 22.3%/ITSSレベル4 |
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『情報処理安全確保支援士試験』
AWS Certified Security - Specialty
AWS クラウドにおけるセキュリティソリューションの作成と実装に関する専門知識を証明する資格。
データ暗号化方法とそれらを実装するための AWS メカニズム、安全なインターネットプロトコルとそれらを実装するための AWS メカニズムなどについての知識も問われます。
- AWS環境の権限設計、暗号化、ログ監視、セキュリティ設計を担いたいSE
- クラウドセキュリティに強みを持ちたいSE
資格の概要
正式名称 | AWS Certified Security - Specialty |
運営団体 | Amazon Web Services(AWS) |
受験料 | 300 USD |
開催時期 | 随時(Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督試験で予約) |
合格率 | 公式発表なし/AWS区分:Specialty |
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Security - Specialty』
CISSP®
組織の情報セキュリティプログラムの設計・実装・管理できることを示す上位セキュリティ資格。セキュリティマネジメントやリスク管理寄りの資格です。
セキュリティマネージャー、セキュリティアーキテクト、CISO補佐、グローバル企業のセキュリティ職を目指すSE
資格の概要
正式名称 | CISSP® - Certified Information Systems Security Professional |
運営団体 | ISC2 |
受験料 | アジア太平洋地域は749 USD |
開催時期 | 随時(ISC2アカウントで購入後、Pearson VUEで予約) |
合格率 | 公式発表なし |
※出典:ISC2『CISSP® - Certified Information Systems Security Professional』
CCSP®
クラウド上のデータ、アプリケーション、インフラを設計・管理・保護する能力を示すクラウドセキュリティ資格です。
- クラウドセキュリティアーキテクト、クラウドエンジニア、クラウドセキュリティ担当
- AWS/Azure/GCPを横断してセキュリティ設計に関わりたいSE
資格の概要
正式名称 | CCSP® - Certified Cloud Security Professional |
運営団体 | ISC2 |
受験料 | アジア太平洋地域は599 USD |
開催時期 | 随時(ISC2アカウントで購入後、Pearson VUEで予約) |
合格率 | 公式発表なし |
サブ資格も紹介
上記おすすめ資格と比べて、セキュリティ専門職への入口あるいは監査・管理寄りの補強資格です。
基礎から始めたい場合や、技術だけでなく統制・リスク管理側にキャリアを広げたい場合は検討してもいいでしょう。
情報セキュリティマネジメント試験
セキュリティの基本方針、リスク管理、組織的対策を学びたい人向けの基礎資格です。
※出典:独立行政法人 情報処理推進機構『情報セキュリティマネジメント試験』
CISA® Certified Information Systems Auditor
情報システム監査、IT統制、ガバナンス、リスク評価にキャリアを広げたい人向けの国際資格です。
※出典:ISACA『CISAV Certification』
CISM® - Certified Information Security Manager
セキュリティ運用担当から、情報セキュリティ管理・リスク管理側へ進みたい人向けです。
CompTIA Security+
グローバル基準でセキュリティ基礎力を示したい人向け。専門資格の入口として取得しやすい資格です。
7AI・データ活用領域を深めたい

データ基盤、AI活用、機械学習、MLOps、生成AI導入などにキャリアを広げたいSE向けの資格です。
ただし、AI・データ系資格はリテラシー系、実装系、データ基盤系で役割が大きく異なります。
AIやデータ活用の全体像を押さえたいならDS検定®・G検定、実装側に進みたいならE資格やML系資格、データエンジニアリングに寄せたいならAWS・Google Cloud・Fabric・データベーススペシャリストを選ぶとよいでしょう。
資格名 | こんな人におすすめ |
データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル(DS検定®★) | データ活用の基礎を押さえ、分析・BI領域に広げたいSE |
G検定(ジェネラリスト検定) | AIの事業活用や生成AI導入プロジェクトに関わりたいSE |
E資格(エンジニア資格) | AI・機械学習の実装側に進みたいエンジニア志向のSE |
AWS Certified AI Practitioner | AWS上の生成AI・AI活用の基礎を理解したいSE |
AWS Certified Data Engineer - Associate | AWSでデータ基盤・データパイプライン構築に関わりたいSE |
AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate | AWSでML基盤・MLOps・機械学習運用に進みたいSE |
Google Cloud Professional Data Engineer | GCPでデータ基盤・分析基盤を設計、運用したいSE |
Google Cloud Professional Machine Learning Engineer | GCPでML開発・MLOps・AIソリューション構築に関わりたいSE |
Microsoft Certified: Fabric Analytics Engineer Associate | Fabric・Power BIで分析基盤やBI環境を担いたいSE |
データベーススペシャリスト試験 | DB設計・データモデリング・データ管理を強みにしたいSE |
データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル(DS検定®★)
データサイエンス力、データエンジニアリング力、ビジネス力について、リテラシーレベルの知識・実務能力を問う資格です。
- データ活用、BI、分析基盤、データエンジニアリングに関心があるSE
- AI・データ領域の入口として基礎を押さえたいSE
資格の概要
正式名称 | データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル(DS検定®★) |
運営団体 | 一般社団法人データサイエンティスト協会 |
受験料 | 一般10,000円、学生5,000円、大学会員4,000円(いずれも税抜) |
開催時期 | CBTで期間開催。2026年は6月6日〜6月21日 |
合格率 | 2026年3月試験(第12回)の合格率は約42% |
※出典:一般社団法人データサイエンティスト協会『DS検定®★ データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル』
G検定
ディープラーニングをはじめとする、 AIに関する様々な技術的な⼿法や、ビジネス活⽤のための基礎知識を問う資格です。
AI導入、生成AI活用、DX推進、AI関連プロジェクトの企画・要件定義に関わりたいSE・PM
資格の概要
正式名称 | G検定(ジェネラリスト検定) |
運営団体 | 一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA) |
受験料 | 一般13,200円、学生5,500円(いずれも税込) |
開催時期 | 2026年はオンライン試験を年6回、会場試験を年3回実施 |
合格率 | 2026年第4回の合格率は83.08% |
※出典:一般社団法人日本ディープラーニング協会『G検定とは』
E資格
ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を認定する資格です。
受験には、試験日の過去2年以内にJDLA認定プログラムを修了している必要があります。
- AI/ML実装、PoC開発、MLOps、機械学習モデル実装に進みたいSE
- G検定よりもエンジニア寄りの資格を取りたいSE
資格の概要
正式名称 | JDLA Deep Learning for ENGINEER(E資格) |
運営団体 | 一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA) |
受験料 | 一般33,000円、学生22,000円、会員27,500円(いずれも税込) |
開催時期 | 年2回程度。2026年第1回は2月20日〜22日、第2回は8月28日〜30日 |
合格率 | 2026年第1回の合格率は69.17% |
※出典:一般社団法人日本ディープラーニング協会『E資格とは』
AWS Certified AI Practitioner
AI、機械学習、生成AIの概念とユースケースの知識を証明するAWSの基礎資格です。AI/MLを実装する人向けというより、AWS上のAI活用を理解するための入門資格です。
- 生成AI活用やAI導入プロジェクトに関わりたいSE・PM
- AWS上のAI/ML概念をまず押さえたいSE
資格の概要
正式名称 | AWS Certified AI Practitioner |
運営団体 | Amazon Web Services(AWS) |
受験料 | 100 USD |
開催時期 | 随時(Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督試験で予約) |
合格率 | 公式発表なし/AWS区分:Foundational |
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified AI Practitioner』
AWS Certified Data Engineer - Associate
AWS上のデータ関連サービス、データ取り込み・変換、データパイプライン、データモデル、ライフサイクル管理、データ品質などを扱う資格です。
データエンジニア、データ基盤構築、AWS上のデータパイプライン設計・運用に関わりたいSE。
資格の概要
正式名称 | AWS Certified Data Engineer - Associate |
運営団体 | Amazon Web Services(AWS) |
受験料 | 150 USD |
開催時期 | 随時(Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督試験で予約) |
合格率 | 公式発表なし/AWS区分:Associate |
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Data Engineer - Associate』
AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate
AWS上でMLワークロードを本番実装・運用する技術力を問われます。MLモデルそのものだけでなく、ML基盤や運用面も意識した資格です。
- MLOps、ML基盤、AI/MLシステムの実装・運用に進みたいSE
- クラウド上で機械学習を扱いたいSE
資格の概要
正式名称 | AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate |
運営団体 | Amazon Web Services(AWS) |
受験料 | 150 USD |
開催時期 | 随時(Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督試験で予約) |
合格率 | 公式発表なし/AWS区分:Associate |
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate』
Google Cloud Professional Data Engineer
Google Cloud上でデータ処理システムを設計し、データの取り込み・処理・保存・分析利用・保守自動化を担う能力を問う資格です。
BigQueryなどを使ったデータ基盤、分析基盤、データエンジニアリングに関わりたいSE
資格の概要
正式名称 | Google Cloud Professional Data Engineer |
運営団体 | Google Cloud |
受験料 | 200 USD+税 |
開催時期 | 随時(オンライン監督試験またはテストセンターで受験) |
合格率 | 公式発表なし/Google Cloud区分:Professional |
※出典:Google Cloud『Professional Data Engineer Certification』
Google Cloud Professional Machine Learning Engineer
Google Cloud上でAIソリューションを構築・評価・本番化・最適化する能力を問う資格です。MLパイプライン、MLOps、データエンジニアリング、モデル管理などを扱います。
- Google Cloud上でML開発、MLOps、AIソリューション構築に関わりたいSE
- Vertex AIなどを活用するキャリアを考えているSE
資格の概要
正式名称 | Google Cloud Professional Machine Learning Engineer |
運営団体 | Google Cloud |
受験料 | 200 USD+税 |
開催時期 | 随時(オンライン監督試験またはテストセンターで受験) |
合格率 | 公式発表なし/Google Cloud区分:Professional |
※出典:Google Cloud『Professional Machine Learning Engineer Certification』
Microsoft Certified: Fabric Analytics Engineer Associate
Microsoft Fabric上で、エンタープライズ規模のデータ分析ソリューション、セマンティックモデル、ウェアハウス、レイクハウスなどを設計・作成・管理する能力を証明する資格です。
- Microsoft Fabric、Power BI、分析基盤、データウェアハウス、レイクハウスに関わるSE
- Microsoft環境でのデータ活用の幅を広げたいSE
資格の概要
正式名称 | Microsoft Certified: Fabric Analytics Engineer Associate |
運営団体 | Microsoft |
受験料 | 国・地域に基づく価格。登録画面で確認 |
開催時期 | 随時(Pearson VUE経由で予約) |
合格率 | 公式発表なし/Microsoft区分:Intermediate |
※出典:Microsoft『Microsoft Certified: Fabric Analytics Engineer Associate』
データベーススペシャリスト試験
データ資源、データベース、データ分析基盤を扱うIPAの高度試験。データベースの企画、要件定義、開発、運用、保守を主導する人材向けです。
DB設計、データモデリング、データ基盤、データ管理、性能・信頼性・安全性の設計に強みを持ちたいSE
資格の概要
正式名称 | データベーススペシャリスト試験 |
運営団体 | IPA |
受験料 | 7,500円 |
開催時期 | 2026年度からCBT方式で一定期間内に複数日実施予定 |
合格率 | 18.4%/ITSSレベル4 |
サブ資格も紹介
上記おすすめ資格と比べて、AI・データ領域の主資格というより、特定スキルや新しい技術テーマを補強する位置づけです。
生成AIアプリ開発、SQL、Python分析などを実務で使う機会がある場合は検討してもいいでしょう。
AWS Certified Generative AI Developer - Professional
AWS上で本番向け生成AIアプリを構築・展開したい開発者向け。2026年に新設された注目資格です。
※出典:Amazon Web Services『AWS Certified Generative AI Developer - Professional』
Oracle Database SQL (1Z0-071-JPN)試験
SQLスキルを証明したい開発者・データアナリスト向け。Oracle DB案件で特に活用しやすい資格です。
※出典:Oracle『Oracle Database SQL(1Z0-071-JPN)試験』
Python 3 エンジニア認定基礎試験
Pythonの文法基礎を証明する資格。AI・データ領域へ進む前のプログラミング補強向けです。
※出典:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会『Python 3 エンジニア認定基礎試験』
Python 3 エンジニア認定データ分析試験
Pythonを使ったデータ分析の基礎を学びたい人向け。実務能力の証明というより学習補助に近い資格です。
※出典:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会『Python 3 エンジニア認定データ分析試験』
Google Cloud Generative AI Leader
認定資格試験生成AIの基礎概念やGoogle Cloudでの活用を理解したい人向け。非エンジニアでも取り組みやすい入門資格です。

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