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日本にいながら世界の熱量を目の当たりにできる。”日本発のグローバルメガファーマ”武田薬品で得られるダイナミックな挑戦環境
2026/6/11

日本にいながら世界の熱量を目の当たりにできる。”日本発のグローバルメガファーマ”武田薬品で得られるダイナミックな挑戦環境

“薬の町“大阪・道修町で創業し、240年以上の歴史を持つ武田薬品工業。この10年で大きくグローバル化に舵を切り、現在は「日本発のグローバルメガファーマ」として世界と肩を並べる存在へと飛躍しました。

 「キャリア採用は200人規模」「決まったキャリアパスはない」と語る同社には、日本にいながらグローバル経営を体感できる圧倒的な挑戦環境があります。事業のさらなる拡大に向け、タケダが求める人材とは。日本で採用を担当するお二人に話を聞きました。

お話を伺った方

濟木 俊行(さいき・としゆき)さん
グローバルHR ジャパンタレントアクイジション ヘッド

総合化学メーカーにて営業職として従事した後、米国にてMBA取得。現地企業でデータアナリストとしてグローバルプロジェクトを経験。帰国後に人材開発関連のベンチャー企業でのコンサルティング営業などを経て、2011年に武田薬品入社。入社以来、新卒、プロフェッショナル、エグゼクティブ採用、エンプロイヤーブランディングの強化、グローバル採用管理システムの導入などさまざまなプロジェクトに従事。

品山 羽夏(しなやま・わか)さん
グローバルHR ジャパンタレントアクイジション リード

米国大学卒業後、外資系IT企業にて約15年にわたり、営業をはじめマネジメントや人材育成を経験。Hiring Managerとして採用に携わった経験を契機に人事領域へキャリアを転換、その後も一貫して採用業務に従事。グローバルヘルスケアソリューション企業での採用を経て、22年に武田薬品入社。ミッドキャリア採用を主軸にリードしつつ、エンプロイヤーブランディングや採用オペレーションの高度化、グローバルプロジェクトの推進も担う。

売り上げ4兆円超のグローバルメガファーマ。採用の主眼は「デジタル×専門性」

Q:この10年ほどで、世界と伍するメガファーマへと大きく進化しました

濟木:2014年にクリストフ・ウェバーがCEOに就任して以降、タケダのグローバル化は一気に加速しました。日本国内の医薬品市場の成長が鈍化するなか、2019年のシャイアー統合を通じて世界最大市場の米国での事業基盤を強化し、グローバル競争力を高めています。会社の売上規模も14年度以前の2兆円弱から4兆円超へと大きく拡大しました。

ただ、そうした飛躍を支える組織基盤が、ある日突然出来上がったわけではありません。世界で戦うための人事制度の土台は、実は90年代からありました。いち早く成果主義やジョブ型雇用を取り入れるなど、確かな下地があったからこそ、14年以降の急速なグローバル化にも組織として柔軟に応えることができたのです。それが、『日本発のグローバルメガファーマ』という、現在の姿に繋がっています。

東京・日本橋のグローバル本社は2018年に開設(提供写真)

Q:事業がグローバルに拡大するなかで、現在の採用活動はどのように行われているのでしょうか

濟木:現在、タケダでは新卒採用が毎年30名程度、キャリア採用が200名程度と、キャリア採用が多くなっています。というのも「今事業に必要なケイパビリティは何か」「世界のどの拠点に配置するのが最も効果的か」という組織づくりが先にあるからです。

いわゆる「新卒採用で足りないピースを中途で埋める」といった考えはなく、ポジションに適した経験を持つ人材を、社内外から獲得するというアプローチをとっています。

品山:そのなかで中途採用を強化している領域の1つが、デジタルです。

創薬、臨床開発、マーケティング、コマーシャルなど、製薬のあらゆる分野でAIや機械学習を使いこなせる「デジタル×専門性」の人材を求めています。社内に自前のデータ・デジタル・テクノロジーチームを作り、外部に依存していたデジタルプロジェクトの内製化を進めていることもあり、ニーズはますます高まっています。

また、注力する希少疾患やオンコロジーといったアンメットメディカルニーズの高い疾患領域でも、MRやマーケティング、MSLをはじめ幅広い職種で採用を強化しています。

品山さん(左)、濟木さん

「目先の数字のために良心を曲げない」。誠実な人が自然と集まる理由

Q:採用において、タケダが大切にしているものはなんでしょうか

濟木:根底にあるのは、誠実:公正・正直・不屈という、われわれの価値観「タケダイズム」です。当然、職種ごとのスキルや経験も見ますが、重視するのは誠実を尊ぶカルチャーにマッチするかどうかです。

中途社員の多くが「面接はまるで打ち合わせみたいだった」「一方的な評価の場ではなく、対等な立場で自分の考えやキャリアを理解しようとしてくれた」と口をそろえるのも、われわれのカルチャーが採用活動に表れている証拠だと思っています。

――なぜそこまで浸透できているのですか

濟木:あらゆる意思決定の場面で、タケダイズムとともに「PTRB」という考え方を判断軸にしているからでしょう。

PTRB

  • 患者さんに寄り添い(Patient)
  • 人々と信頼関係を築き(Trust)
  • 社会的評価を向上させ(Reputation)
  • 事業を発展させる(Business)

価値観とともに患者さんに貢献するという考えを軸にすれば、上位者にもチャレンジできます。タケダではスピークアップを称賛する文化があり、それを支えているのが私たちの価値観であるタケダイズムとPTRBの考えです。私たちの仕事は、最終的に患者さんに誠実に向き合うことにつながります。目先の数字や利益のために良心を曲げるような悪いことをせず、正しいと信じることを貫きたい人にとっては最高の環境だと自信を持って言えますね。

退職金は「3年で取得対象に」。フェアな報酬と温かな風土の“いいとこ取り”

Q:実際の働き方はどうでしょうか

品山:工場などのシフト勤務職種の一部は対象外となりますが、社員のライフスタイルに併せてフレキシブルな働き方を実践できるよう、ハイブリッドワークやコアタイムなしのフレックス勤務制度などを導入しています。育児や介護などに活用できる独自の「ファミリーサポート休暇」(有給)も年間5日まで利用できます。有給の消化は年間13日以上と高く、メリハリをつけて働ける環境です。

グローバル本社にはさまざまな執務エリアがある こちらはTATAMIの間(提供写真)

濟木:そうしたサポーティブな環境の一方で、評価や報酬の根底にあるのは徹底した「フェアネス」です。医薬品業界では2010年代以降、当社を含む多くの製薬企業が主力品の特許切れに直面し、そのなかでわれわれもこれまで経験してこなかった規模の事業および組織の再編を行いました。

そうした経験を通じて、「個人と会社にとって何がベストか」を改めて見つめ直しました。会社が定年まで個人の人生を抱えるわけではない以上、長く働かないと損をするような従来の人事制度のままではフェアではありません。

だからこそ現在は、昇進・昇格に勤続年数による差はつけず、退職金は3年以上勤務すれば積み上げた分は退職時に減額なく取得対象になります。また、有給休暇は、入社後、当社の会計年度に沿って段階的に付与され、2〜3年目には上限の20日に到達できます。年齢や年次に関係なく、タケダで貢献してくれた期間に対してしっかりと対価をお返しする姿勢を貫いています。

Q:中途入社者が馴染むための工夫はありますか

品山:新しい環境でスムーズにスタートを切れるよう、職場や業務に慣れるまでの間、既存社員を何でも聞ける友だちとして頼れるバディ制度「TOMODACHI制度」があります。

また、タケダでは上司との対話を「クオリティ・カンバセーション(QC)」と呼んでおり、業務からキャリア、プライベートまで、幅広く話す時間として活用してもらっています。どこの企業にも1on1はあると思いますが、われわれが大切にするのは対話のクオリティです。日々のフィードバックやオープンな対話を通じて、上司と部下が信頼関係を深め、なんでも相談できる、話しやすい環境を整えています。本音で話せる関係性があれば、キャリア構築のサポートにも活きると考えています。

QCの頻度や実施方法はメンバー次第。リモートで行ったり、社内のカフェでコーヒーを片手に行ったりも

Q:社員のパフォーマンスにフェアに報いる一方で、周囲が温かく支えるカルチャーがあるのですね

品山:まさにそれがタケダの特徴です。リクルーターをしていると、面接が進むにつれて、「タケダって思ったよりグローバルですね。いわゆる外資のようなドライな環境なんですか?」と心配される候補者の方もいらっしゃいます。ですが、私はよく「個人的な印象ですが、タケダは内資と外資のいいとこ取りをしている会社だと感じていますよ」とお話しています。

大前提としてタケダは「日本発のグローバル企業」です。グローバルカンパニーではありますが、日本の考え方やメッセージをグローバルチームが非常に大事にしてくれています。私自身、外資企業を渡り歩いてきましたが、タケダは成果主義として成果はしっかり評価してくれる一方、ドライさは少ないと感じます。むしろ、困ったときにまわりがしっかりと助けてくれる温かさが当社の魅力だと思いますね。

――とはいえ、読者のなかには「グローバル」に少し敷居の高さを感じている方もいるかもしれません

濟木:その気持ちはよくわかります。私から付け加えるとすれば、生産拠点のようにローカルな組織体制の部門もあり、そうした環境では、日本語を使いながら世界標準の仕事をしていけるということです。語学やグローバルでのコミュニケーション力については、社内のeラーニングなどを通じて自己研鑽できる環境を用意していますので、心配しすぎず、まずは安心して門を叩いてほしいと思っています。

ポストの4割が社内公募。「決まったキャリアパス」がないから面白い

Q:では、そうした環境のなかで、入社後はどんなキャリアを描けるのでしょうか

品山:タケダでは、キャリアは自ら描いていくものと考えています。画一的なキャリアパスはなく、成長や挑戦の機会を社員に優先的に提供しています。

その象徴といえるのが、新たな募集ポストが出たら、まずは社内に展開する「社内公募制度」です。昨年度は、募集ポストの約4割が社内公募で決まりました。先ほど話に上がった「社内のデジタルチーム」の立ち上げにも、MRから異動した社員がいます。

(提供写真)

ポストによってはグローバルでの公募となるため、決して簡単ではありませんが、バックグラウンドにかかわらず挑戦を受け入れる土壌がありますし、そうやって新たな専門分野を確立したメンバーも数多くいます。

ただ、ゼロからのチャレンジにはためらいもありますよね。それを支える仕組みとして、本来の業務の10~15%を使って3カ月から半年程度のプロジェクトに参加できる「社内兼業」もあります。お試しで業務を体験してから公募に挑戦するなど、知る・学ぶ機会として活用できます。

――言ってみれば「社内転職」に「社内インターンシップ」と

品山:はい。これらの募集情報は「キャリアナビゲーター」というプラットフォームで公開しており、社員もよく見ているようです。

濟木:キャリアナビゲーターにはAIを活用していて、過去の経験や中長期で目指す姿を入れると、AIが最適なポジションの紹介やグローバル規模でのメンターの推薦を行ってくれます。たくさんの研修や学習プログラムのなかから、優先して受けるべきものを提案してくれる機能もある。将来的には、自分に似た人の事例をもとにAIが最適なキャリアパスを提示してくれる機能も組み込みたいと思っています。

こうした機会を活かすかどうかは本人次第ですが、自分なりのキャリアを築いていくための最大限のサポートはあります。極端にいえば、タケダという環境を、自分自身のキャリアを磨くための箱だと思っていいんです。タケダで経験を積めば、どこへ行っても通用する確かな価値が得られる。そう思ってもらえるだけの環境がここにあります。

グローバル本社(提供写真)

「日本にいながらグローバルの最前線」へ。想像以上のキャリアをその手に

Q:最後に「タケダならではのキャリアの醍醐味」を教えてください

品山:タケダには、日本にいながらグローバルの最前線でダイナミックに挑戦できる環境があります。患者さんに貢献したいという想いはどの製薬企業も同じですが、世界中のチームと同じ目線で仕事ができるスケールの大きさはほかにはない魅力です。

濟木:ええ。いわゆる外資のグローバルファーマですと、どうしても「日本法人」という枠組みのなかでの動きを求められがちです。しかし当社は日本に本社機能の一部があるため、グローバルの経営や意思決定をダイレクトに目の当たりにすることができます。これは、タケダならではのユニークな経験でしょう。だからこそ、日本だけでなく世界のメンバーと同僚として働き、自分の思いをしっかりと言葉にして信頼関係を築いていく。そうした自律の姿勢こそが、これからの時代に活躍するための大きな鍵になります。

その意味で、国境や会社の枠を飛び越え、バリューチェーン全体で活躍する気概をもった方は、想像以上に大きなキャリアを切り拓いていけるはずです。自らの手で未来を掴み取っていく、そんな熱意にあふれた挑戦者とお会いできるのを楽しみにしています。

文・撮影:亀田 真由

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武田薬品工業 関連情報

数字で見る採用・働き方

キャリア採用は年間200人規模

  • 年間採用数(日本):年間約200人規模(新卒は30人規模)
  • 社内公募による採用の割合(日本):約4割
  • 社内兼業参加人数:計数百名以上
  • 連結従業員数:約50,000人

働き方のデータ

  • エンゲージメントスコア:76(100点満点)
  • 平均有給取得率:68.9%(年間20日提供)
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