
アビームコンサルティングに転職するには?難易度・中途採用情報と対策
アビームコンサルティング株式会社は、日本およびアジア発のNo.1グローバルコンサルティングファームを目指す総合マネジメントコンサルティングファームです。
クライアントとの関係性を重視し、戦略立案から実行・実現まで一貫して支援する「Real Partner®(リアルパートナー)」としての企業姿勢を貫いています。
近年は、企業を取り巻く環境の変化に対応するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)領域における採用を強化しています。
本記事では、難易度の高いコンサルティング業界のトップ企業、アビームコンサルティングの中途採用情報やキャリアパスについて解説します。
アビームコンサルティングはどんな会社?
アビームコンサルティングは、企業や組織とともに新たな未来を共創し、企業変革の実現を支援している企業です。
具体的には、「戦略コンサルティング」「ソリューションコンサルティング」「アウトソーシング」の3つの事業を連動させることで、クライアントの変革をリードしています。
リアルパートナーとしての企業哲学
アビームコンサルティングの経営理念の礎となっているのが、ブランドスローガンである「Build Beyond As One®」、そして経営理念の礎と企業姿勢である「Real Partner®」です。
同社はクライアントとの長期的な関係構築を重視し、長期的な視点でクライアントの成功に貢献する関係作りを目指しています。
こうした姿勢は、多くの主要クライアントとの長年にわたる取引実績に表れています。
事業領域を支える二軸の組織体制
アビームコンサルティングの組織は、コンサルティングサービスを提供する上で不可欠な、業界(インダストリー)と業務領域(サービスライン)の2軸で構成されています。
- インダストリー(業界)
自動車・モビリティ、電気・機械、金融(銀行・証券・保険)、総合商社、電力・ガス、中央省庁・公共など、全業界を対象としています。
- サービスライン(業務領域)
企業戦略、デジタルイノベーション、AI/データ利活用、サプライチェーン、会計・財務管理など、全業務領域をカバーしています。
プロジェクトでは、これら二つの軸の専門家が一つのチームを組み、クライアントにワンストップで最適なコンサルティングサービスを提供。
業界の深い知見と専門的なソリューションの両面から、高付加価値の変革支援が可能になっています。
アビームコンサルティングの中途採用方針・求める人物像
アビームコンサルティングでは、クライアントの企業価値向上や新たなビジネスモデル構築を推進するため、DX領域を中心に経験者の採用を行っています。
ビジネスとデジタルの両面の専門性を持つ人材として、戦略コンサルティング、ソリューションコンサルティング、アウトソーシングの各事業で募集されています。
もし、どのポジションに応募すべきかわからない場合は、「ポジションマッチング」という関心のある領域を記載することで、適切な選考案内が受けられる選考枠も用意されています。
求められる人材:挑戦意欲とチームワーク
アビームコンサルティングが求められる人物像は、その企業理念である「Real Partner®」と関連しています。
挑戦と成長への飽くなき意欲
過去の成功体験に固執せず、新しい発想で課題と向き合える能力が大切です。
また、業務に必要な英語力やITスキルは入社後の研修を通じて身につける環境がありますが、グローバルプロジェクトへの参加意欲がある場合は、英語力とコンサルタントとしての基礎スキルが求められます。
チームで成果を出すための資質
アビームコンサルティングでは、多様なバックグラウンドを持つメンバーとのチームワークを重視しています。
また、自分の知識を惜しみなく共有し、周囲のフィードバックを真摯に受け止め、失敗から学ぶことができる素直な心も大切にしています。
アビームコンサルティングの平均年収・年収モデル
アビームコンサルティングは非上場企業であり、有価証券報告書などで平均年収を公開していません。
そのため、ここでは募集要項に示されている給与体系をまとめました。
給与体系
アビームコンサルティングの具体的な給与額や待遇については、経験・能力などを考慮した上で決定されます。
昇給は年1回(10月)、賞与は年2回(6月・12月)です。
またアビームコンサルティングでは、コンサルタント職、スペシャリスト職、プランニング&オペレーション職の3つの職種に分けられています。それぞれに等級制度が設けられており、等級が上がるにつれて、求められる役割と責任が高まります。
等級査定の評価方法
評価は、半期に一度(またはプロジェクト終了時)に実施。
個々の成長のプロセスや、プロジェクトでの役割達成度を評価に反映させる仕組みとなっています。
ゴール設定
ランクごとに明文化された期待される能力要素に基づき、プロジェクトの上司とともに具体的なゴールを設定します。
フィードバック
評価後は、プロジェクトの上司だけでなく、中長期的なキャリアをサポートするカウンセラーとも面談を行い、今後の成長に繋げるためのフィードバックを受けます。
アビームコンサルティングの会社概要と事業内容
アビームコンサルティングは、日本およびアジア発のグローバルファームとして、広範な業界とサービス領域で変革を支援しています。
項目 | 内容 |
|---|---|
商号 | アビームコンサルティング株式会社 (ABeam Consulting Ltd.) |
本社所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
設立年月日 | 1981年4月1日 |
資本金 | 62億円 |
従業員数 | 8,816名 (2025年4月1日現在 連結) |
事業内容 | 戦略コンサルティング事業、ソリューションコンサルティング事業、アウトソーシング事業 |
国内拠点 | 東京、大阪、名古屋、仙台、沖縄 |
海外拠点 | 上海、北京、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、ダラス、ニューヨーク、サンパウロ、デュッセルドルフ、ロンドンなど |
成長中の注力分野(トレンド)
クライアント企業の変革を実現するために特に注目すべきビジネステーマとして、以下の領域が挙げられています。
- DX(デジタルトランスフォーメーション)
- 企業価値経営(成長ストーリー設計、ビジョン実現)
- サステナビリティ経営(非財務資本の管理)
- 人的資本経営(事業や人材のポートフォリオ改革)
- スマートファクトリー(工程再構築・自動化などにより持続的な成長支援)
- SSBJ・ESRS対応(サステナビリティと事業成長の両立を目指す企業へ個別解を提供)
- M&Aによる事業再編・構造改革(企業価値を最大化する支援)
アビームコンサルティングの役職・キャリアパス
アビームコンサルティングでは、社員ひとりひとりの成長を支援するため、職種に応じた明確なキャリアパスが設定されています。
キャリアパス
コンサルタント職・スペシャリスト職・Planning & Operation職の各職種に求められる役割と、それぞれのキャリアパスをご紹介します。
コンサルタント職
インダストリーあるいはサービスラインいずれかの部署に属し、クライアントサービスに従事します。キャリアが上位に進むにつれ、プロジェクト全体を見るために必要な経営知識やプロジェクトのマネジメント力、より高度な問題解決能力などが求められます。
スペシャリスト職
インダストリーあるいはサービスラインいずれかの部署に属し、クライアントサービスに従事します。コンサルタント職と異なり、特定領域の専門性を追及する職種です。
Planning & Operation職
クライアントサービスを間接的にサポートする職種です。各クラスで求められるスキルには、Technical Skill(実務能力)・Conceptual Skill(論理的思考)・Human Skill(対人関係)の3つの軸があり、ランクが上がるにつれ、それぞれのスキルを高めていくことになります。
成果とプロセスの両輪評価
評価は半期に一度、またはプロジェクト終了時に、設定したゴールの達成度に対して行われます。
この際、ランクごとに期待される能力要素(Technical Skill(実務能力)、Conceptual Skill(論理的思考)、Human Skill(対人関係))が定義されており、これに基づき、プロジェクトの上司とともに具体的なゴールを設定します。
評価後の面談を通じて、評価に対するフィードバックと、今後のキャリア形成についてカウンセラーとともに考える機会が設けられています。
アビームコンサルティングの働き方・研修制度・福利厚生
アビームコンサルティングは、社員がプロフェッショナルとして自律し、多様なライフスタイルを実現できるよう、柔軟な働き方と充実した支援制度を提供しています。
多様な働き方を支援する制度
「Free Location制度」や「フルリモート制度」など、働く場所の選択肢を広げる制度を導入しています。
フレックスタイム制度
コアタイムなしで、フレキシブルタイム(5:00~22:00)の範囲内で始業・終業時刻を自主的に決定できます。 年次に関係なく利用されており、社員ひとりひとりが高い時間管理能力やタスク管理能力を発揮して活用している実態があります。
リモートワーク
働く場所(自宅・クライアント先・シェアオフィス)を選択できるFree Location制度があり、出社を必要としないプロジェクトにアサインすることでリモート率100%の就業を認めるフルリモート制度も用意されています。
副業・休暇取得の状況
アビームコンサルティングでは副業制度が認められており、シニアコンサルタント以上の社員を対象に、幅広い分野での成長や専門性の向上を目的として、事前に許可された場合に限り実施できます。
休暇制度としては、勤続満3年以上の社員を対象に、自己研鑽(学業や社会貢献活動)のために最大2年間休職できる「自己研鑽休職制度」や、個人や家族の事情との両立や大学院進学などの自己研鑽のために勤務日を週4日に短縮できる「短日勤務制度」など、キャリアとライフイベントの両立をサポートする制度が充実しています。
育児支援と実績
- 女性の産休育休取得率は100%、復職率も100%
- 男性の育休取得率も高く、2024年度実績で70.8%、平均取得日数は138日
- 保活コンシェルジュサービス (保育所情報や保活に向けた働き方を専門スタッフがアドバイス)
- 子育て全般に活用できる子育て支援休暇(小学校入学前の子ども1人につき年度6日付与)
福利厚生
福利厚生には、各種社会保険完備、財形貯蓄制度、団体保険、退職金制度、企業型確定拠出年金、健康保険組合カフェテリアプランがあります。
その他には、第3子以降の出産に100万円が支給される出産祝い金や、資格取得支援制度などが用意されています。
アビームコンサルティングのキャリア支援・育成制度
アビームコンサルティングでは、社員の能力を引き出すため、キャリアの自律と継続的なスキルアップを支援する制度が充実しています。
体系的な研修プログラム
入社時研修
キャリア入社者に対しては、入社直後に10日間の研修が実施されます。(研修期間は職種やクラスによって異なる)
ここでは、アビームコンサルティングのコンサルタントとして必要な知識や考え方の基礎を習得します。
継続的なスキルアップ支援
プロジェクトの最前線で活躍するコンサルタントが講師を務める研修プログラム。基礎から応用まで、キャリアステージに応じた知識・スキルを実践的に習得できます。
社内公募・異動制度・アルムナイネットワーク
社員の挑戦機会を創出し、自身が望むキャリア形成を実現するために、社内公募や異動制度が設けられています。
社内公募制度
新たな領域へ挑戦する機会を創出するため、社員が所属部門を通さずに、必要な人材を募集している部門へ自らの意思で応募できる制度。
兼務制度/キャリアチェンジ制度
所属部門とは異なる部門での兼務や、自身のキャリア志向に基づき職種変更を申請することが可能。
アルムナイネットワーク
退職した社員(アルムナイ)との繋がりを継続し、情報交換や、将来的な再入社・再雇用に活用することを想定したネットワーク。
キャリア支援
社員が自らの意志でキャリアを築いていくためのサポート体制としてカウンセリング制度が用意されています。
この制度では全社員を対象に、所属部署の上位者がカウンセラーとなり、中長期的な視点からキャリア構築をサポートします。
社員はカウンセラーにキャリア志向を伝え、アドバイスを受けることで、能動的に次のプロジェクトやキャリアの方向性を選択していきます。
資格取得支援制度により、会社が指定する公的資格を取得した社員には一時金が支給されるほか、PMPなどの資格維持費用は会社が負担します。
また、社員の自己研鑽意欲も高く、AIセクターなどでは、社内勉強会が頻繁に開催されるほか、外部のデータ分析コンペティション(Kaggleなど)への参加を会社がサポートする事例もあります。
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