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2026年下半期
ITコンサルタント転職市場トレンド徹底解説
2026/7/9

【2026年下半期】ITコンサルタントの転職市場トレンド|年収や必要なスキル・資格、キャリアや将来性まで

今期はここがポイント
転職のしやすさ
求人数
横ばい
  • DXニーズでの採用バブルが続く
  • 特に新興系ファームの求人が
  • 総合系・戦略系ファームの未経験採用は減少
目次

高まり続けるDXニーズにより、採用バブルが続く

ITコンサルタント転職市場の最新データ。最新の有効求人倍率は1.58倍、有効求人数は49,953件/月。コロナ元年の2020年以降、求人数は毎年増加しているため底堅いが、一方でIT人材不足ににより、有効求人倍率は横ばいとなっている。
  • 企業のDX需要により、SIer領域(システムの開発~運用・保守)まで担えるITコンサルタントのニーズが急増
  • 新興系ファームでは、未経験採用も依然多いが、総合系・戦略系ファームでは大量採用が終わり、即戦力人材への高待遇採用がトレンドに。

※出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」(「情報処理・通信技術者」のデータを参照。SEなどのITエンジニアも含まれる)
※1()内の有効求人倍率のみ、厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」の「
ITコンサルタント」のデータを参照(令和6年度実績)。

今が熱い! ITコンサルタントの転職市場2大トレンド

おさえておきたい2大トレンド|(1)依然高いDX需要も、即戦力重視へ、(2)特に新興系の求人が増加

トレンド(1)依然高いDXニーズも、即戦力重視

採用トレンド変化の背景|ファームでは2024年までポテンシャル層を大量採用していたが、2025年後半以降は大量採用した人材の育成フェーズに移行。その結果、顧客への提案フェーズや企画フェーズの経験がある人、職務内容がコンサルタントに転身してもそのまま通用する人といった即戦力層が高待遇になっている。
  • デジタルシフトにより企業のDXニーズが拡大。2024年までは各社で大量採用が続いたが、2026年現在、採用した人材の育成フェーズに移行。
  • 一方、即戦力人材への高待遇提示が一般化し、獲得競争が激化。

トレンド(2)新興系ファームの求人は引き続き増加

「トレンド(2)特に新興系ファームの求人が増加」の図解。新興系ファームでは、実行・実装フェーズまで担える人材の需要が拡大し、システム導入・開発のPMO案件の増加に伴って求人も増加している。一方、総合系・戦略系ファームの求人ベースは横ばいだが、案件の内訳としてはPMO案件が増加、戦略系案件が微減している。
  • システム導入案件などで安定的に実績を上げる総合系ファームに対し、新興系ではシステム導入、システム開発におけるPMO(※1)案件が増加。
  • ITコンサルタントのニーズ自体は高いものの、生成AIによって分析や戦略立案が容易になり、従来型の戦略提言に特化した求人は減少の傾向「実行支援」が鍵となる。

※PMO:プロジェクトマネジメントオフィスの略称。コンサルタントがプロジェクトの進行管理・調整・資料作成・会議運営などを支援する業務委託案件。

コンサルタント
古谷

長期的な案件増加を見越した組織強化のため、新卒枠が増加傾向です。その結果、特に戦略系・総合系ファームでは「未経験人材の中途採用」は減少傾向となっています。

一方、新興系ファームのなかには年間500名以上を採用するところもあります。

採用バブルはいつまで続く? ITコンサルタントの将来性

2026年下半期時点の、ITコンサルタントの将来性は「良好」|国内市場は発展途上で、ITコンサルタントの需要も続く見通し
  • IT成熟度が高い欧米に対し、国内企業のDXはまだまだ発展途上。ITコンサルタントのニーズは、今後もしばらくは高水準で推移する見通し

コンサルタント
古谷

アメリカの大手コンサルティング会社では、生成AIシフトによる大量リストラが話題となりましたが、日本のIT現場では依然として「レガシーシステム」や「複雑な社内調整」がDXの最大の障壁となっており、AIだけでは解決できない課題が山積。そのため、今後もITコンサルタントのニーズは高水準で推移する見込みです

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1,000万円近い平均年収。今後はどこまで上がる?

ITコンサルタントの最新の平均年収は954.3万円(全職種平均は544.9万円)。デジタルシフト加速で毎年増加しており、もうすぐ1000万円の大台に乗る見込み(参考:2019年は609.7万円、2020年は744.3万円、2021年は760.2万円、2022年は854.9万円、2023年は883.9万円、2024年は859.3万円、2025年は954.3万円)

※アンドプロ調べ(全職種平均は国税庁「民間給与実態統計調査」より引用。正社員のみ)

  • コロナ禍以降システム開発・導入やPMOの案件が急増。ボーナスアップの影響もあり、ファーム各社の平均年収は鰻登りで、まもなく1,000万円を突破する勢い。

【年齢別】ピークの50代では1,000万円の大台を突破

ITコンサルタントの年齢別の平均年収は、50代で1,000万円を突破。どの年代でも全職種平均を大きく上回る高水準となっている。(参考:20代は565.1万円、30代は791.1万円、40代は939.9万円、50代は1117.8万円、60代は1198.0万円)

※アンドプロ調べ(全職種平均は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より引用)
※60代はサンプル数が少ないため参考値

  • 年齢に比例して平均年収が高くなるのは、全職種平均と同じ傾向。一方、その水準は全職種平均をはるかに上回り、50代では2倍の差が開いている

タイトルによる差が大きいのも特徴

タイトル別ITコンサルタントの年収相場|タイトルに応じて年収レンジが変わる。上からパートナー・ディレクターは2,000万円以上、シニアマネージャーは1,500万円以上、マネージャーは1,000~1,500万円、シニアコンサルタントは900~1,100万円、コンサルタントは600~900万円、アナリストは400~600万円。
  • ITコンサルタントの年収レンジは青天井に見えるが、マネージャー以上に上がれるのは3割ほど、シニアマネージャーやパートナーは1割未満と狭き門
  • 年収レンジ最下層のアナリストから中堅のシニアコンサルタントは、顧客折衝のスキルやプロジェクトの実績で評価。マネージャー以上はそれに加えマネジメント能力が評価される。

コンサルタント
古谷

一般に大手のファームほど、年収も高くなる傾向にあります。

ただし最近では人材確保のため、新興系ファームが大手ファーム経験者を好待遇で採用するケースも増えています。

昇進や年収アップはいつ? ITコンサルタントのキャリアパス

ITコンサルタントのキャリアパスの例|ITエンジニアアナリストの経験を積んだ後、コンサルタントへ昇進し、さまざまなプロジェクトを経験(ときには転職も)。また、事業会社からコンサルタントへ昇進するパターンもある。その後、技術系(アーキテクトなど)と管理系(マネージャーなど)にキャリアが分岐する|案件や転職を通じてタイトルを上げていくのが一般的
  • ITコンサルタントのキャリアはITエンジニアやアナリストから始まり、さまざまな案件を経験して専門性を身につけ評価に応じてタイトルを上げていくのが一般的。

キャリアパスとしては、顧客折衝やチームリードを担う「管理系」の王道ルートのほか、より業界や技術の専門性を高め、ITやシステムの全体構想を担う「技術系」スペシャリストのルートもある。

年収アップに向けて転職する人も多い

転職すると…タイトルも年収も上がりやすい。現職のコンサルタント・年収700万円から、転職先でシニアコンサルタント・年収1000万円へ年収UPした例がある。ITコンサルタント 2025年アンドプロ実績では、転職による年収増加額は平均121.2万円/1.15倍アップ。

※アンドプロ調べ

  • 優秀な人材確保のため、内定時に前職より高い年収やタイトルを提示するファームも多い
  • ITエンジニアからの転職や、タイトルアップが前提の転職の場合、百万円単位で年収が上がるケースも珍しくない
  • 採用者へ入社時に支給する「サインオンボーナス」も定着化しており、数百万円の支払いがある場合も。

コンサルタント
古谷

ITコンサルタントとしての経験を積んだのち、さらなる年収アップやワークライフバランスの改善を目的に、戦略系ファームや事業会社のDXポジションなどに転職するケースもあります。

アンドプロでは、年収アップをはじめ、あなたの希望に合ったキャリアプランや求人をご提案いたしますお気軽にお問い合わせください

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転職理由別のおすすめ転職先はこちら

未経験者でもITコンサルタントに転職できる!

ITエンジニアや顧客折衝・プロジェクトマネジメント経験があれば、ITコンサルタントへの転職が可能
  • ITコンサルタントはシステム開発・導入の案件も多いため、ITエンジニア経験者の市場価値は高く、コンサルタント自体は未経験でも転職しやすい
  • ITエンジニア経験者ではない場合も、顧客折衝の経験やプロジェクトマネジメント(PM)経験があれば高評価。新興系ファームでは第二新卒のポテンシャル採用にも積極的。一方、戦略系・総合系ファームではポテンシャル人材の中途採用は縮小傾向。

コンサルタント
古谷

ファームごとの強みやコンサル領域の微妙な違いは、求人情報だけでは見えづらいものです。アンドプロでは各社のリアルな特徴や実態を踏まえたアドバイスが可能です。ご自身に最適な環境を見極めるためにも、ぜひ当社のコンサルタントへお気軽にご質問ください。

市場価値の高いITコンサルタントの条件とは?

ITコンサルタントとしての市場価値を高めるために、必要なスキルや知識を紹介します。

大前提! ITコンサルタントに求められる3つの基礎能力

ITコンサルの3つの基礎能力|(1)コミュニケーション能力、(2)論理的思考能力、(3)マネジメント能力
コミュニケーション能力

顧客へのヒアリングや提案はもちろん、案件ごとにチームが組まれるため、必須の能力。

論理的思考能力

コンサルの業務はロジカルシンキングそのもの。顧客の課題の原因・背景を分析し、解決策を導くために大前提となる資質。

マネジメント能力

業務の性質上、納期遵守が重視されるため、スケジュールや予算を適切に管理する能力も不可欠。

ITコンサルタントへの転職で特に必要な3つの基礎知識

ITコンサルの3つの基礎知識|(1)最新のIT技術、(2)業界・業務、(3)経営・会計
最新のIT技術の知識

扱う案件にはトレンドがあるため、例えばAIやデータ領域、サイバーセキュリティ関連など、最新のIT技術についてのキャッチアップが強く求められる。

業界・業務知識

クライアントの業界や業務に関する専門知識は、コンサル業務を行う上で大きな武器になる。

経営・会計の知識・視点

本質的な課題解決のためには、経営や会計に関する基礎知識はもちろん、顧客の中長期戦略や経営ビジョンなどに対する深い理解も必要。

「人脈」がある人材は市場価値が高い

経験・スキルに加えて、人脈・英語力も重要
  • 前職で関わったクライアントとのコネクションは、転職先での新規案件の獲得につながる可能性があるため、転職時に評価されやすい(特に案件獲得に関わるポジションの場合)。
  • グローバル案件が増加しているため、英語力(TOEIC800点以上、もしくは英語を使った実務経験など)がある場合はプラスアルファスキルとして重宝される。

コンサルタント
古谷

ITコンサルタントの市場価値は実務経験によるところが大きく、資格はあくまでプラスアルファの要素であるため、無いからといって選考で不利になることはありませんが、AWS認定資格やSAP認定コンサルタントなど、トレンドの領域に関する資格があれば評価アップにつながります

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ITコンサルタントの転職難易度とおすすめ転職先

ITコンサルタントの転職難易度

ITコンサルタントの応募先別の転職難易度|戦略系、総合系、事業会社、新興系 の順に転職難易度が高くなる。総合系と事業会社は採用基準が上昇中。
  • 新興系のファームは各社採用を強化しており、比較的転職しやすい。製造業や金融機関といった事業会社もDXニーズが高く、ITコンサルタントの経験を評価されやすい。
  • 一方、戦略系のファームは少数精鋭のため、難易度は高め。面接回数も3回以上と多く、ケース面接が実施される場合も。一部総合系ファームも即戦力採用にシフトしており、採用基準は上昇中といえる。

コンサルタント
古谷

ITコンサルタントは40代・50代以降での転職も多い職種です。

ただし、年相応のスキルや人脈は求められるため、現職である程度の実績を積んだ上での転職がおすすめです。

これで失敗しない! 転職理由別のおすすめ転職先

ITコンサルタントによくある転職理由別に、おすすめの転職先を紹介します。

年収アップ

年収アップしたい場合のおすすめ転職先3つ|(1)現職より大手の企業、(2)一部の新興系ファーム、(3)外資系企業
  • 年収は一般に企業規模や売上高に比例するため、戦略系や大手総合系ファームなど、現職よりも大手であれば年収アップは叶いやすい
  • ただし最近では総合系ファームに対抗すべく、引けを取らない年収額でオファーを出す新興系ファームも増えている
  • 外資系ファームは成果次第で日系よりも高収入を狙えるが、他国の業績が芳しくない場合、国内の業績にかかわらずプロモーションの延期や賞与カットが全社一律で実施されるケースも
主な総合系ファーム

デロイト トーマツ コンサルティング、PwCコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、KPMGコンサルティング、アクセンチュア、アビームコンサルティング、ベイカレント

主な新興系ファーム

Dirbato、ビジョン・コンサルティング、ノースサンド、WorkX

主な戦略系ファーム

マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニー、Strategy&、カーニー、ローランド・ベルガー、アーサー・ディ・リトル(ADL)

方針や社風が合わない/案件待機が続いている

方針や社風が合わない/案件待機が続いている場合のおすすめ転職先|総合系(大手)ファーム
  • 総合系など大手ファームでは、ワンプール制ではなくソリューション、インダストリーごとのチーム制が一般的。そのため、採用時に経験・スキルの親和性が十分に精査されており、入社後に案件待機になるリスクが低い
  • また、固定メンバーゆえに、選考時に既存社員とのマッチングも考慮されており、チームの雰囲気も事前に把握しやすいため、入社後に「馴染めない/合わない」と感じるケースも少なめ

ワークライフバランスを整えたい

ワークライフバランスを整えたい場合のおすすめ転職先2つ|(1)事業会社、(2)一部ファーム
  • JTC(伝統的な日本企業)を中心とした事業会社は、ファームに比べると勤務時間が固定制で残業も少なめ(ただし年収は下がる可能性あり)。
  • 最近では、ファームのなかでも人材確保に向け働き方改革を推進し、ワークライフバランスのよさを謳っているところもある。

上記の例はあくまで一例です。アンドプロでは、経験豊富なコンサルタントが、あなたのご経歴や専門性を最大限に活かせるキャリアプランや求人をご紹介いたします。お悩みの際はお問い合わせください。

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ITコンサルタントの転職活動Q&A

ITコンサルタントの転職活動について、よくある質問をまとめました。

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あなただけの「理想のキャリア」を描き、実現したい

私たちがご提供したいのは、転職という“手段”そのものではありません。

ITコンサルタントを熟知したプロとの面談を通じて得られる気づきと、そこから未来の設計図を描いていく体験です

採用企業側とも一気通貫で向き合う専任コンサルタントが、あなたの“専門性”と可能性を丁寧に言語化

転職をしない選択肢までも含め「最も輝ける道」をご提案いたします

望む働き方も、叶えたい生き方も――。

私たちは同じ目線で、心を込めて伴走します。

アンドプロは、あなたの「生涯のキャリアパートナー」です。
いま感じているモヤモヤや、理想の未来——まずは聞かせてください。 “転職後の幸せ”までも描く、私たちアンドプロと一緒にスタートしませんか?
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この記事の監修者
アンドプロ コンサルタント
古谷拓幹
IT・通信業界

IT・通信業界専門のコンサルタント。ITコンサルタントはもちろん、ITエンジニアの転職支援も手掛けており、ご支援実績は100名以上。2022年度に社内MVP、23年度に準MVP受賞。

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