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2026年上半期
ITコンサルタント転職市場トレンド徹底解説
2026/4/14

【2026年上半期】ITコンサルタントの転職市場トレンド|年収や必要なスキル・資格、キャリアや将来性まで

今期はここがポイント
転職のしやすさ
求人数
横ばい
  • DXニーズでの採用バブルが続く
  • 特に新興系ファームの求人が
  • 大手・戦略系ファームの未経験採用は減少


目次

高まり続けるDXニーズにより、採用バブルが続く

ITコンサルタント転職市場の最新データ。最新の有効求人倍率は1.59倍、有効求人数は51,575件/月。コロナ元年の2020年以降、求人数は毎年増加している。一方で未経験者の流入によって、有効求人倍率は横ばいとなっている。
  • コロナで加速したDXブームにより、SIer領域=システムの開発~運用・保守まで一気通貫で担えるITコンサルタントのニーズが急増
  • 経験者はもちろん、ITエンジニアからの未経験採用も増えるなど、ファーム各社の人材獲得競争は激しさを増しており、転職市場はかなりの活況

※出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」(「情報処理・通信技術者」のデータを参照。SEなどのITエンジニアも含まれる)
※1()内の有効求人倍率のみ、厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」の「ITコンサルタント」のデータを参照(令和6年度実績)。

今が熱い! ITコンサルタントの転職市場2大トレンド

おさえておきたいITコンサルタント転職の2大トレンド|(1)DX需要で各ファームが大量採用、(2)特に新興系の求人が増加

トレンド(1)続くDX需要でファーム各社が大量採用

コロナを契機にデジタルシフトが加速し、DX需要は右肩上がりに。その結果、ファーム各社で大量採用が続いている
  • コロナ禍で加速したデジタルシフトにより、企業のDXニーズが拡大中
  • ファーム各社では年間3~4ケタの大量採用が続いており、人材の流動性も高まっている。
  • 未経験者を対象としたポテンシャル重視の中途採用も増加。各社で育成体制が強化され、門戸は拡大している。

トレンド(2)特に新興系ファームの求人が増加

「トレンド(2)特に新興系ファームの求人が増加」の図解。新興系ファームでは、実行・実装フェーズまで担える人材の需要が拡大し、システム導入・開発のPMO案件の増加に伴って求人も増加している。一方、総合系・戦略系ファームの求人ベースは横ばいだが、案件の内訳としてはPMO案件が増加、戦略系案件が微減している。

※PMO:プロジェクトマネジメントオフィスの略称。コンサルタントがプロジェクトの進行管理・調整・資料作成・会議運営などを支援する業務委託案件。

  • システム導入案件で安定的に実績を上げる総合系ファームに対し、新興系ではシステム導入、システム開発におけるPMO(※1)案件が増加。
  • ITコンサルタントのニーズ自体は高いものの、生成AIによって分析や戦略立案が容易になり、従来型の戦略提言に特化した求人は減少の傾向「実行支援」が鍵となる。

コンサル
タント

総合系ファームでは1社あたり年間300~400名の採用が一般的ですが、新興系ファームのなかには年間500名以上を採用するところもあります。

また、長期的な案件増加を見越した組織強化のため、新卒枠が増加傾向です。その結果、特に戦略系・総合系ファームでは「未経験人材の中途採用」は減少傾向となっています。

採用バブルはいつまで続く? ITコンサルタントの将来性

2026年上半期時点の、ITコンサルタントの将来性は「良好」|国内市場は発展途上で、ITコンサルタントの需要も続く見通し
  • IT成熟度が高い欧米に対し、国内企業のDXはまだまだ発展途上。ITコンサルタントのニーズは、今後もしばらくは高水準で推移する見通し

コンサル
タント

アメリカの大手コンサルティング会社では、生成AIシフトによる大量リストラが話題となりましたが、日本のIT現場では依然として「レガシーシステム」や「複雑な社内調整」がDXの最大の障壁となっており、AIだけでは解決できない課題が山積。そのため、今後もITコンサルタントのニーズは高水準で推移する見込みです

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1000万円近い平均年収。今後はどこまで上がる?

ITコンサルタントの最新の平均年収は954.3万円(全職種平均は544.9万円)。デジタルシフト加速で毎年増加しており、もうすぐ1000万円の大台に乗る見込み(参考:2019年は609.7万円、2020年は744.3万円、2021年は760.2万円、2022年は854.9万円、2023年は883.9万円、2024年は859.3万円、2025年は954.3万円)

※アンドプロ調べ(全職種平均は国税庁「民間給与実態統計調査」より引用。正社員のみ)

  • コロナ禍を契機にシステム開発・導入やPMOの案件が急増。ボーナスアップの影響もあり、ファーム各社の平均年収は鰻登りで、まもなく1,000万円を突破する勢い。

【年齢別】ピークの50代では1000万円の大台を突破

ITコンサルタントの年齢別の平均年収は、50代で1000万円を突破。どの年代でも全職種平均を大きく上回っている(参考:20代は565.1万円、30代は791.1万円、40代は939.9万円、50代は1117.8万円、60代は1198.0万円)

※アンドプロ調べ(全職種平均は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より引用)
※60代はサンプル数が少ないため参考値

  • 年齢に比例して平均年収が高くなるのは、全職種平均と同じ傾向。一方、その水準は全職種平均をはるかに上回り、50代では2倍の差が開いている

タイトルによる差が大きいのも特徴

ITコンサルタントの年収相場・レンジは、タイトルに応じて変わる|パートナーは2000万円以上、プリンシパルは1500万円以上、マネージャーは1000万円~1500万円、シニアコンサルタントは900万円~1100万円、コンサルタントは600万円~900万円、アナリストは400万円~600万円
  • ITコンサルタントの年収レンジは青天井に見えるが、マネージャー以上に上がれるのは3割ほど、プリンシパルやパートナーは1割未満と狭き門
  • 年収レンジ最下層のアナリストから中堅のシニアコンサルタントは、顧客折衝のスキルやプロジェクトの実績で評価。マネージャー以上はそれに加えマネジメント能力が評価される。

コンサル
タント

一般に大手のファームほど、年収も高くなる傾向にあります。

ただし最近では人材確保のため、新興系ファームが大手ファーム経験者を好待遇で採用するケースも増えています。

昇進や年収アップはいつ? ITコンサルタントのキャリアパス

ITコンサルタントのキャリアパスの例|入社~5年目:ITエンジニア/アナリストの経験を積んだ後、コンサルタントへ昇進する|5年目~10年目:コンサルとしてさまざまなプロジェクトを経験する(ときには転職も)|15年目以降:技術系(アーキテクトなど)と管理系(マネージャーなど)にキャリアが分岐する|案件や転職を通じてタイトルを上げていくのが一般的
  • ITコンサルタントのキャリアはアナリストから始まり、さまざまな案件を経験しながら、評価に応じてタイトルを上げていくのが一般的。

キャリアパスとしては、顧客折衝やチームリードを担う「管理系」の王道ルートのほか、より業界や技術の専門性を高め、ITやシステムの全体構想を担う「技術系」のスペシャリスト系のルートもある。

年収アップに向けて転職する人も多い

※アンドプロ調べ

  • 秀な人材確保のため、内定時に前職より高い年収やタイトルを提示するファームも多い。
  • ITエンジニアからの転職や、タイトルアップが前提の転職の場合、百万円単位で年収が上がるケースも珍しくない。
  • 採用者へ入社時に支給する「サインオンボーナス」も定着化しており、数百万円の支払いがある場合も。

コンサル
タント

ITコンサルタントとしての経験を積んだのち、さらなる年収アップやワークライフバランスの改善を目的に、戦略系ファームや事業会社のDXポジションなどに転職するケースもあります。

アンドプロでは、年収アップをはじめ、あなたの希望に合ったキャリアプランや求人をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。

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転職理由別のおすすめ転職先はこちら

未経験者でもITコンサルタントに転職できる!

システム開発・導入の案件が多いためITエンジニアの市場価値が高く、未経験でもITコンサルタントに転職可能。また、顧客折衝やプロジェクトマネジメント経験があれば、未経験から転職できる状況となっている
  • ITコンサルタントはシステム開発・導入の案件も多いため、ITエンジニア(SE)経験者の市場価値は高く、コンサル未経験でも転職しやすい
  • ITエンジニア経験者ではない場合も、顧客折衝の経験やプロジェクトマネジメント(PM)経験があれば高評価。新興系ファームでは第二新卒のポテンシャル採用にも積極的。一方、戦略系・総合系ファームではポテンシャル人材の中途採用は縮小傾向。

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各社とも教育・研修体制を大幅に強化していますが、その特色は企業ごとに異なります。 ご自身に合った環境を見つけるためにも、各社がどのような体制を整えているのか、ぜひコンサルタントまでお気軽にご質問ください。

市場価値の高いITコンサルタントの条件とは?

ITコンサルタントとしての市場価値を高めるために、必要なスキルや知識を紹介します。

大前提! ITコンサルに求められる基礎能力

ITコンサルの3つの基礎能力|(1)コミュニケーション能力、(2)論理的思考能力、(3)マネジメント能力

コミュニケーション能力

顧客へのヒアリングや提案はもちろん、案件ごとにチームが組まれるため、必須の能力。

論理的思考能力

コンサルの業務はロジカルシンキングそのもの。顧客の課題の原因・背景を分析し、解決策を導くために大前提となる資質。

マネジメント能力

業務の性質上、納期遵守が重視されるため、スケジュールや予算を適切に管理する能力も不可欠。

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外資系のファームでは、海外拠点のチームと協働するケースもあります。グローバルに活躍したい場合、TOEIC800点以上の英語力も必須能力の一つです。

ITコンサルタントへの転職で特に必要な3つの基礎知識

ITコンサルの3つの基礎知識|(1)IT・最新技術、(2)業界・業務、(3)経営・会計

I最新のIT技術の知識

扱う案件にはトレンドがあるため、例えばAIやデータ領域、サイバーセキュリティ関連など、最新のIT技術についてのキャッチアップが強く求められる。

業界・業務知識

クライアントの業界や業務に関する専門知識は、コンサル業務を行う上で大きな武器になる。

経営・会計の知識・視点

本質的な課題解決のためには、経営や会計に関する基礎知識はもちろん、顧客の中長期戦略や経営ビジョンなどに対する深い理解も必要。

「人脈」がある人材は市場価値が高い

経験・スキルに加えて、人脈も重要
  • 前職で関わったクライアントとのコネクションは、転職先での新規案件の獲得につながる可能性があるため、転職時に評価されやすい(特に案件獲得に関わるポジションの場合)。

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ITコンサルタントの市場価値は実務経験によるところが大きく、資格はあくまでプラスアルファの要素です。

無いからといって選考で不利になることはありませんが、AWS認定資格やSAP認定コンサルタントなど、トレンドの領域に関する資格があれば評価アップにつながります

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ITコンサルタントの転職難易度とおすすめ転職先

ITコンサルタントの転職難易度

ITコンサルタントの応募先別の転職難易度|易しめ:総合系ファーム、新興系ファーム、事業会社|難しめ:戦略系ファーム|全体的に採用ハードルは緩和傾向
  • 総合系や新興系のファームは各社採用を強化している関係で、比較的転職しやすい。製造業や金融機関といった事業会社もDXニーズが高く、ITコンサルの経験を評価されやすい。
  • 一方、戦略系のファームは少数精鋭のため、難易度は高め。面接回数も3回以上と多く、ケース面接が実施される場合も

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ITコンサルタントは40代・50代以降での転職も多い職種です。

ただし、年相応のスキルや人脈は求められるため、現職である程度の実績を積んだ上での転職がおすすめです。

これで失敗しない! 転職理由別のおすすめ転職先

ITコンサルタントによくある転職理由別に、おすすめの転職先を紹介します。

年収アップ

年収アップしたい場合のおすすめ転職先3つ|(1)現職より大手の企業、(2)一部の新興系ファーム、(3)外資系企業
  • 年収は一般に企業規模や売上高に比例するため、戦略系や大手総合系ファームなど、現職よりも大手であれば年収アップは叶いやすい
  • ただし最近では総合系ファームに対抗すべく、引けを取らない年収額でオファーを出す新興系ファームも増えている
  • 外資系ファームは成果次第で日系よりも高収入を狙えるが、他国の業績が芳しくない場合、国内の業績にかかわらず一律プロモーションの延期や賞与カットが実施されるケースも

主な総合系ファーム

デロイト トーマツ コンサルティング、PwCコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、KPMGコンサルティング、アクセンチュア、アビームコンサルティング、ベイカレント

主な新興系ファーム

Dirbato、ビジョン・コンサルティング、ノースサンド、WorkX

主な戦略系ファーム

マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニー、Strategy&、カーニー、ローランド・ベルガー、アーサー・ディ・リトル(ADL)

方針や社風が合わない/案件待機が続いている

方針や社風が合わない/案件待機が続いている場合のおすすめ転職先|総合系(大手)ファーム
  • 総合系など大手ファームでは、ワンプール制ではなくソリューション、インダストリーごとのチーム制が一般的。そのため、採用時に経験・スキルの親和性が十分に精査されており、入社後に案件待機になるリスクが低い
  • また、固定メンバーゆえに、選考時に既存社員とのマッチングも考慮されており、チームの雰囲気も事前に把握しやすいため、入社後に「馴染めない/合わない」と感じるケースも少なめ

ワークライフバランスを整えたい

ワークライフバランスを整えたい場合のおすすめ転職先2つ|(1)事業会社、(2)一部ファーム
  • JTC(伝統的な日本企業)を中心とした事業会社は、ファームに比べると勤務時間が固定で残業も少なめ(ただし年収は下がる可能性あり)。
  • 最近では、ファームのなかでも人材確保に向け働き方改革を推進し、ワークライフバランスのよさを謳っているところもある。

上記の例はあくまで一例です。アンドプロでは、経験豊富なコンサルタントが、あなたのご経歴や専門性を最大限に活かせるキャリアプランや求人をご紹介いたします。お悩みの際はお問い合わせください。

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ITコンサルタントの転職活動Q&A

ITコンサルタントの転職活動について、よくある質問をまとめました。

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この記事の監修者
アンドプロ コンサルタント
上野 真二郎
IT・通信業界

IT・通信業界専門のコンサルタント。ITエンジニアはもちろん、ITコンサルタントの転職支援も手掛けており、これまでのご支援人数は100名以上。2023年度、社内準MVP受賞。

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