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「コンサルタントのイメージが、180度変わった」――中途入社者3名が魅了された、KPMGコンサルティングの“人を大切にする”文化とは
2026/3/10

「コンサルタントのイメージが、180度変わった」――中途入社者3名が魅了された、KPMGコンサルティングの“人を大切にする”文化とは

「激務でドライ」。一般的にそんな印象もあるコンサルティング業界ですが、異なる背景を持つ3名の方がKPMGコンサルティングで手にしたのは、イメージとは異なる「人を大切にする」文化が根付いた環境で、個人のスキルが伸ばせる場所でした。

営業職出身、ワーキングマザー、そして経験10年のITコンサルタント。彼らはなぜ、新天地で「自分らしく」輝けているのか。そのリアルな本音を語り合ってもらいました。

お話を伺った方々
  • S. Aさん (シニアマネジャー)
    ソフトウェアベンダーの営業・マーケティングを経て2018年入社。Finance Strategy & Transformation部門。3児のパパとして、育休取得や社内制度を駆使した自律的な働き方を実践中。
  • Y. Uさん (マネジャー)
    化粧品メーカーの営業・店頭企画、情報セキュリティ部門を経て入社。Technology Risk Services部門。娘さんの「小1の壁」という人生の転換期に、未経験からコンサルタントへの挑戦を決意。
  • T. Sさん (マネジャー)
    ITコンサルティング会社で10年間、ERPパッケージの導入・保守を経験後、2024年10月に転職。Cloud Platform Solutions部門にて、最新のクラウド構想策定に従事。

10年目。あえて「居心地のよさ」を捨てた理由

お話してくださった方々(左から)T.Sさん、S.Aさん、Y.Uさん)

アンドプロ編集部(以下略)―― 本日はよろしくお願いします。皆さんはそれぞれ、まったく異なるバックグラウンドからKPMGコンサルティングに入社されたと伺っています。

S. A(以下Aさん):はい、私とY. Uさんはコンサルタント未経験で入社し、T. SさんはITコンサルタントとしてキャリアを積み、マネジャーとしてジョインしています。

 

――「コンサルタント未経験」など三者三様の背景がありつつも、現在マネジメント層でご活躍されているわけですね。皆さんのキャリアのなかで、なぜ「転職」というカードを切ったのか。その心の揺れ動きから教えてください。

Aさん:私の場合、前職のソフトウェアベンダーでは営業・マーケティング担当として、製品のプロモーションや提案活動に従事していました。クライアントからお問い合わせをいただく時点では、既に課題や施策が整理され、その具体的な手段を選定する段階だったわけですが、日々の業務の中で「そもそもなぜこの施策が必要なのか?」と疑問を持つことがあり、上流の課題からクライアントと議論し、最適なソリューションを考えたいという思いが強くなりました。

また、当時所属していた企業では各部門がそれぞれのKPIに追われ、連携がうまくいっていないと感じていました。経営層や他部門へのさまざまな働きかけを試みたものの、自分の立場上アプローチできる範囲には限界があり、組織の壁を越えて課題を解決することの難しさを痛感しました。その経験から、自部門の利益に囚われず、企業全体を俯瞰した視点で協働することを支援・促進する機能が必要だと考えるようになりました。そこで立場を変えて、戦略から実行までクライアントに伴走し変革を支援する仕事をしたいと考え、それが叶うコンサルティングファームに絞って転職活動を始めました。

 

Y. U(以下Uさん):私はS. Aさんとは真逆で、「コンサルタント」という選択肢をまったく考えていませんでした。新卒で入った化粧品メーカーでは人間関係も良く、「最高の居心地」だったのですが、同時に30歳を目前にして「10年後、外の世界で通用するスキルが自分にあるだろうか」と、不安も抱いていました。 ちょうどその頃、社内のセキュリティ部門の立ち上げに関わったことで、ITリスク領域の奥深さに気付いたんです。「もっと専門性を磨きたい」。そう感じた瞬間、自分のなかに「小さな火」がつきまして、セキュリティの専門性を高められる道を探し始めました。

「コンサルタント」を意識したのは、利用した転職サービスの方から「こんな道もありますよ」と提案をもらってからです。化粧品とはまったく違う道で葛藤もありましたが、今その選択は間違っていなかったと思っています。

 

T. S(以下Sさん):私はみなさんとは対照的に、ITコンサルタントとして10年間キャリアを積み重ね、前職には多くの学びもあり大きな不満はありませんでした。ただ、システム導入支援を通じて多くの成果を上げられた一方で、より幅広い側面からクライアントに寄与できる環境にも挑戦したいと考えるようになりました。また、同じ環境で経験を積み重ねるなかで、自分の思考やアプローチの幅が狭くなってしまうのではないかという危機感もありました。10年という節目を迎え、「成長できる環境に飛び込もう」と思い立ったのがきっかけになります。

なぜKPMGコンサルティングだったのか。入社の決め手「人を大切にする」会社とは

――皆さんに共通しているのは、単なる現状への不満ではなく「クライアントへ提供する価値の追求」や「未来の自分への危機感」ですね。最終的にKPMGコンサルティングを選ばれたのはどんな理由だったのでしょう?

Sさん:当社は、「人を大切にするNo.1ファーム」を掲げていますが、同業他社と比較して「人を大切にする」と感じたからです。採用面接でお話させていただくなかで、他社よりも特に「クライアントに寄り添う姿勢」を感じ、とても惹かれました。

 

Aさん:私も同感です。正直に申し上げて、外から見ると同業他社と大きな差がないように見えるかもしれません(笑)。ですが、コンサルティングビジネスは、組織が巨大化すると、どうしても「大人数を長期間投入して稼働を安定させる」ことが優先されがちです。私の転職当時は、同業他社と比べ規模が小さかったということもありますが、「数」ありきではなく、クライアントとじっくり向き合うスタンスを感じていました。

それは入社してからも大いに実感するところで…。実は、私は入社して8年ほどになりますが、主要なクライアントは3社しか経験がないんですよ。

――8年で3社ですか!コンサルティング業界ではとても少ない印象です。

Aさん:ええ。一つのクライアントとこれほど長く、深くお付き合いするのは、一般論としてはなかなか珍しいことかもしれません。あるプロジェクトでは、ジュニアスタッフの頃から少数で担当させていただいたことで、「ちょっと相談があるんだけど」と、小さな悩み事までバイネームで頼っていただけるようになりました。その結果、他部門へ紹介していただくといった広がりが生まれ、同じクライアントで変革の痛みも、成功の喜びも、文字通り「伴走」させていただいています。経理・経営管理・経営企画・人事・IT・内部統制……とさまざまな部門に長く関わらせていただくと、会社を管理する仕組みを「立体的」に捉えられるようにもなる。コンサルタントとしての視座も一段と高まり、結果として自分自身の大きな成長に繋がっていると確信しています。これは私に限ったことではなく、社内ではよく聞きますね。

Sさん:まさに似たエピソードを自分自身も思い出します。クライアントから専門分野で長期的に業務を任せてもらい、日々成長とやりがいを感じています。

 

――なるほど。転職活動時に魅力を感じた「クライアントへ真摯に向き合う姿勢」が個人の成長にも繋がっているんですね。一方、コンサルティングファームといえば「激務」や「Up or Out(昇進か退職か)」というイメージも付きまといます。コンサルタント未経験だったY. Uさんは不安には思いませんでしたか?

Uさん:もちろん、不安がなかったと言えば嘘になります。娘が小学校に入学する、いわゆる「小1の壁」の時期での転職でしたから、周囲からは「なぜ今、大変そうなコンサルティングファームを選ぶの?」と驚かれました(笑)。内定当時は幼い娘が「ママ、頑張ってね」と手を握ってくれた、その温かさに何とか勇気づけられる日々でしたが、入社初日に不安を消し去る出来事がありました。

当時はコロナ禍でオフィスに出社する人がほとんどいない状況で、私はリモートで孤独なスタートを覚悟していました。ですが、内定者面談を担当してくださった方が、「せっかくなので会社に来ませんか」と誘ってくださったんです。さらに同じチームのパートナー(役員)まで呼んでくださり、社員・役員の方々とコミュニケーションが取れるようにランチに連れていってくださいました。

ただの新人でしかない私を大切に迎え入れてくれる。その「人を大切にするカルチャー」に触れた瞬間、不安は「この人たちと一緒に走りたい」という期待に変わりました。実際に働いてみると、前職よりむしろ勤務時間や場所の制約が少なく、自律的な働き方ができるので子育てと業務や自己研鑽の両立がしやすくなったと感じています。

 

Aさん:素晴らしいエピソードですね!私も転職後に子どもを3人授かりましたが、育休はもちろん、送迎や突発的な通院などの際は中抜け制度を活用したり、会議の時間を考慮してもらうなどと、チームでしっかりカバーしてもらいながら業務に臨めています。

  

――クライアント・社員両方の意味で「人を大切にする」ということがよくわかりました。次は、その文化を支える「オンボーディング(入社後の立ち上がり支援)」について伺わせてください。

Sさん:私は2024年の入社ですが、まずマネジャー入社ながら1ヶ月間という手厚い研修期間が確保されていることに驚きました。

 

Aさん:今は1ヶ月も期間があるんですね!私の入社時(2018年)も手厚い印象でしたが、2週間ほどでした。

 

Sさん:現場の要望や実情に合わせ研修制度も随時アップデートされています。中途入社の即戦力であっても「明日から現場で」と放り出されるのではなく、しっかりと新しい環境で必要なことをインプットする時間を会社が保証してくれる 。 さらに私が心強いと感じたのが研修期間に限ったものではないのですが「パフォーマンスマネジャー(PM)」制度です。当社の社員にはプロジェクトでの上司とは別に、キャリアを並走してくれるコーチが必ず一人つきます。研修期間においては、「この研修受けました?」「こんな制度がありますよ」と案内人のようにフォローしてくださったので助かりました。

Uさん:私は制度としての研修だけでなく、社内の「サービス勉強会」をよく活用しました。これは若手が実際のプロジェクトの提案書を使ってプレゼンし、内容だけでなく話し方やパフォーマンスまでフィードバックし合う実践的な場です。そこで登壇者に質問したりすることで、未経験の私でも社内の専門家や先輩たちとの「つながり」を作ることができ、そのネットワークにも度々救われました。

 

Aさん:勉強会、いいですよね。あれは元々会社がお膳立てした研修ではなく、社員が自発的に始めたサークル活動のようなものが、後に公式な勉強会として認められたものです。こうした社員同士の自主的な研鑽も特色かもしれません。そして座学も大切ですが、私自身が最も成長を感じたのは、やはり「実務での背伸び」です。当社には、今の自分の能力より少し高い、「ちょうどいい背伸び感」のある役割をあえて任せる風土があります。それを自分なりに工夫し、周囲に助けてもらいながら完遂する。振り返るとその連続こそが、一番大きな成長要因だったといえます。

「一人の限界」を組織で越える。部門の垣根を溶かす真のコラボレーションと評価制度

―― 入社後の手厚いサポートがある一方で、現場では高い専門性が求められます。壁にぶつかった時、どう乗り越えてこられたのでしょうか。

Uさん:私は現在、3年半にわたる長期プロジェクトの責任者を務めていますが、入社当初も今も領域が広すぎて「自分の知識だけでは太刀打ちできない」と感じる瞬間が多々あります。でも、当社には一人で抱え込まず、「領域ごとに精通している人に助けを求める」ことが正解とされる文化があります。驚いたのは、パートナー(役員)同士が密に連携して「あっちの部署の彼がくわしいよ」と、部門を超えて適切な人材を紹介してもらえることです。

Aさん:戦略から実行まで一貫してクライアントを支援するのが当社の特徴のため、コンサルタントはそれぞれのバックボーンがあるなかで、専門外の知識もひととおり押さえなければならない困難さは伴います。しかし、「自分の部門だけで解決する」という発想があまりありません。提案時から「課題解決に最適なプロフェッショナルを社内中から巻き込む」のが当たり前。人的ネットワークが自然に機能しているので自信を持って挑めるんです。

 

Uさん:そのようなことから、例え未経験領域があっても「チームでさらに質を高められる」という安心感があります。自分一人で解決していかなければならないという責任からくる孤独感は、一度も感じたことがありませんね。

  

―― チーム一丸となってクライアントの課題に向き合う。その一方で、個人のスキルや貢献が見えにくくなり、評価基準が曖昧になる不安はありませんでしたか?

Sさん:その点は、先ほどお話しした「PM(パフォーマンスマネジャー)制度」がセーフティネットとして機能しています。会社によっては評価者の主観で基準がブレるケースもあると耳にしたことがありますが、KPMGコンサルティングでは「この職位なら、これができれば評価される」という定義が非常に明確です。

 

Aさん:確かにそうですね。多角的な視点で評価される仕組みになっていますし、今の職位を全うしたから上がる「卒業要件」ではなく、次の職位の役割が果たせるかという「入学要件」で昇進が判断されます。だからこそ実務の中で「背伸び感」のある役割を任せることが重要ですし、その過程で成長し職位を上げていくことのモチベーションも自然と高まるのだと思います。

Sさん:プロジェクトの上司だけでなく、中長期的なキャリア視点を持ったPMが、第三者の視点で複数のプロジェクトでの貢献を吸い上げてくれる点は大きいです。自分のキャリアを中長期で見てくれる「味方」と、客観的な基準で目線を合わせられる安心感は、評価の納得感に繋がっています。

自律と成長。この場所で「最高の一歩」を踏み出せるのはどんな人か

―― 取材を通じて、制度としての手厚さと、現場でのプロフェッショナルで自律的な環境が共存していることがよくわかりました。最後に、どのような方が今の貴社に向いているのか、シニアマネジャーのS. Aさんから見て活躍する人の要素を教えていただけますか。

Aさん:大きく3つあると考えています。

1つ目は、採用面接でも重視されるコンサルタントとしての「ベーシックなスキル」です 。事実に基づいて論理を組み立て、進むべき道を語れること。専門知識はもちろん武器になりますが、それ自体は売り物ではないと考えています。事実を積み上げて説得力のあるストーリーを創り、クライアントと向き合う力が欠かせません。

2つ目は、「自律的に動ける」ことです 。コンサルタントにはルーチンワークがほとんどありませんし、参加するプロジェクトは必ずしも希望に沿うものではないかもしれません 。だからこそ、長期的な目線から自らの課題を設定し、次の役割に向けてアクションを起こし続け、自律的にキャリア形成できる人が向いています。

そして3つ目は、「コラボレーションを楽しめる」ことです。 逆に言うと、いくらスキルが高くても「自分の専門領域だけに閉じこもる人」はフィットしません。当社にはスペシャリスト職もありますが、それは「一人で好きにやっていい」という意味ではないんです。専門性を持ちつつも、横と連携してチーム総体でクライアントに向き合う。そうした「個」を超えた価値創造に意欲的な方なら、非常に楽しめる環境だと思います。

―― 求められるのは、自分自身で課題を定義し、キャリアをデザインしていく力なのですね。自由度が高いからこそ、自律という名の責任を成長のエンジンにできる方が活躍できるのだと感じました。それでは最後に、どなたか一人、候補者の方へメッセージをお願いします。

Uさん:では、転職時に一番縁遠いところにいた私から……(笑)。

私はセキュリティ部門への思わぬ異動から自分自身に灯った「小さな火」を信じて未経験で飛び込みましたが、実際に働いてみてコンサルタントへのイメージがポジティブに大きく変わりました。もし今、新しい環境へ踏み出すことに迷っているのであれば、その気持ちがあるうちに動いてほしいなと思います 。「事業会社にいるから」「未経験だから」といったことは、チャレンジしない理由にはなりません 。自律的に課題を見つけていく心意気があれば、あなたの専門性は必ずクライアントに貢献ができます。組織としてのバックアップを感じながら挑戦できる環境ですので、その『小さな火』が消えないうちに、ぜひ一歩踏み出してみてください。

 

―― 一人のプロフェッショナルとして、そして一人の人間としての歩みを止めたくないという情熱。それこそが、貴社で活躍するための最も重要な資質なのかもしれません。本日は貴重なお話をありがとうございました。

インタビューに答えてくださった方々の「ビジネスを通して成し遂げたいこと」

記事に登場いただいた3名に、これから目指す姿とコンサルタントとして社会にどう貢献していきたいかを伺いました。

S. Aさん 『経営と現場、その「ギャップ」を埋める存在であり続けたい』
これまでの経験を活かし、経営層が描くビジョンと、現場が直面する現実の「ギャップ」を埋める役割を担い続けたいと考えています。クライアントがパフォーマンスを向上させ、事業を成長させていく。そのプロセスに深く伴走し、間接的に社会をよりよくしていくことが、私のコンサルタントとしての大きな喜びであり、使命です。

Y. U さん『「攻めのための守り」で、企業の永続性を支える』
セキュリティやリスク管理の専門性を武器に、「お客様の事業を徹底的に守る」ことを追求していきます。守りが強固であるからこそ、企業は安心してアクセルを踏み、未来へ投資できる。ひとつひとつの事業が永続していくための礎となり、日本企業の挑戦を背後から力強く支え続ける存在を目指します。

T. Sさん 『「謙虚な学び」で、社会のデジタル変革を加速させる』
まずは着実にキャリアを積み、シニアマネジャーへと昇進して組織への貢献度を高めたいです。10年の経験に甘んじることなく、謙虚に最新のテクノロジーを吸収し続け、業務効率化やデジタル化の先にある「社会の利便性向上」といった価値を、クライアントとともに創り出していきたいです。

文:酒井 悠一(アンドプロ編集部)/撮影:柳 敏彦

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