
三菱電機 鎌倉製作所に転職するには?難易度・中途採用情報と対策
三菱電機 鎌倉製作所は、日本の防衛や宇宙開発を支えるリーディングカンパニーとして、国の安全や将来の社会インフラづくりに重要な役割を担っています。
広範な製品開発でものづくりに取り組んでおり、社会的意義の高い事業と、先進的な技術力で知られています。
本記事では、三菱電機 鎌倉製作所の事業内容、中途採用の方針、入社後のキャリアパスについて解説します。
三菱電機 鎌倉製作所はどんな会社?
三菱電機 鎌倉製作所は、1962年の操業以来、「確かな技術で未来を創る、未来を守る」ことを使命としてきた、防衛・宇宙システム事業本部の中核製作所です。
国の安全保障を担う技術の中枢
鎌倉製作所は、防衛システムおよび宇宙システムのリーディングカンパニーとして、数多くの製品の開発・生産を通じて国内の安全保障や宇宙開発に大きく貢献してきました。
防衛分野においては、誘導飛しょう体システムや火器管制システム、情報・通信・指揮システムなどを手掛けています。
特に、次期戦闘機の搭載電子機器システムについてイギリス、イタリアとの共同開発に参画しており、「戦闘機の目と頭脳」ともいえるシステムを創り上げる挑戦に取り組んでいます。
また、海に囲まれた日本の海洋の安全を守るため、海上自衛隊の護衛艦に搭載される護衛艦搭載用レーダーの開発にも尽力しています。
宇宙技術を応用した最先端インフラ
宇宙分野では、人工衛星や衛星通信用地上設備などの開発・製造を担っています。
具体的な功績として、高精度な位置情報サービスを提供し、自動運転などさまざまな用途に活用されている日本版GPSである準天頂衛星システム「みちびき」の製造に携わっています。
さらに、日本の防災や気象予報を支える静止気象衛星「ひまわり」シリーズの開発にも貢献しており、2023年には次期静止気象衛星「ひまわり10号」を受注するなど、引き続き社会への貢献を目指しています。
鎌倉製作所で培われたこれらの高度な技術は、私たちの生活をより豊かにする社会インフラ製品にも応用されています。
例えば、高度道路交通システム(ITS)分野では、日本の高速道路で初となるシステムとして開発・納入されたETC(Electronic Toll Collection)システムなど、安全・快適な道路交通環境の実現に貢献しています。
三菱電機の中途採用方針・求める人物像
三菱電機の中途採用では、即戦力となる多様な経験を持った人材を継続的に獲得することに主眼を置いています。
以下に三菱電機の中途採用人数と採用比率をまとめました。
年度 | 中途採用人数/中途採用比率 |
|---|---|
2024年度 | 1,000人/48% |
2023年度 | 1,000人/48% |
2022年度 | 900人/45% |
出典:三菱電機「採用データ」
中途採用強化の主な理由
事業を通じた社会課題解決と変革の推進
三菱電機ではサステナビリティ実現のため、「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革を目指しており、その核となる人材の確保が急務となっていることが挙げられます。
DX人材の獲得
2030年度までに三菱電機グループ全体で2万人のDX人材の確保を掲げていることも、中途採用を強化している理由のひとつです。
多様な人材の即戦力化
多様な経験を活かし、すぐに活躍できる人材を継続的に採用するため、リファラル採用やカムバック採用なども活用されています。
求められる人材
三菱電機が求めるのは、「個人のキャリアオーナーシップを尊重し、自ら考え、主体的に行動し、挑戦し続ける多様・多才な人財」です。
三菱電機の平均年収・年収モデル
鎌倉製作所での年収は、これまでの経験や役割などによって変わります。
ここでは、三菱電機の平均年収について、有価証券報告書をもとにまとめました。
年度 | 平均年収 |
|---|---|
2024年度 | 870万円 |
2023年度 | 830万円 |
2022年度 | 827万円 |
2021年度 | 807万円 |
2020年度 | 796万円 |
出典:三菱電機「有価証券報告書」
※平均年収は出典情報をもとに千円台を四捨五入
報酬への納得度
三菱電機は、従業員のエンゲージメント向上に向けた施策を進めており、その中には「報酬への納得度」の向上も含まれています。
2024年度の結果では、報酬への納得度について肯定的な回答をした従業員の割合は57%でしたが、2030年度目標として60%を目指しています。
出典:三菱電機「統合報告書2025」
三菱電機 鎌倉製作所の会社概要と事業内容
三菱電機 鎌倉製作所は神奈川県鎌倉市に所在し、防衛・宇宙システム事業本部の中核を担っています。
項目 | 内容 |
|---|---|
拠点名 | 三菱電機 鎌倉製作所 |
所在地 | 〒247-8520 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 |
操業開始 | 1962年 |
鎌倉製作所の主要事業と注力分野
鎌倉製作所での主要事業と注力分野についてまとめました。
業領域 | 主要な業務内容・製品 |
|---|---|
防衛・宇宙システム | 誘導飛しょう体システム、火器管制システム、人工衛星、護衛艦搭載用レーダー 成長中の注力分野: |
社会インフラ | 高度道路交通システム(ITS)、ETC、車載用ミリ波センサー、高精度測位応用システム 成長中の注力分野: |
三菱電機の役職・キャリアパス
三菱電機グループは、従業員ひとりひとりのキャリアオーナーシップを尊重し、自律的な成長を支援する「人的資本経営」を推進しています。
昇給・昇格の仕組みと等級・査定方法
2024年に人事制度が刷新され、自律的な挑戦・成長を支援し、透明性・納得性の高い人事評価を徹底する方針が打ち出されています。
中途採用者も、入社後の処遇や研修、管理職への登用などにおいて不利になることはなく、実力と実績に応じた評価が期待できます。
ひとりひとりがキャリアを積み、能力を発揮することで、中長期的な企業価値向上に貢献することを目指します。
主体的なキャリア形成を支援する制度
社員の自律的な成長を支援するため、社内での異動やキャリアチェンジを後押しする仕組みが導入・運用されています。
- 社内求人制度(Job-Net制度):
希望する社内求人情報に対し、自ら応募して異動やキャリアの実現を目指す - 社内求職制度(Career Challenge制度):
自身のキャリア希望を社内に公開し、異動マッチングを図る
これらの制度は、事業ニーズと個人の希望がマッチングすることで、ほかの職種や事業所への異動・転勤が発生する可能性があります。
三菱電機の働き方・研修制度・福利厚生
社員が長期的に安心して活躍できる環境を整備するため、三菱電機は充実したワークライフバランス制度と福利厚生を提供しています。
働き方
フレックス勤務制度
業務との調和を図りながら勤務時間を調整できるフレックス勤務制度があります。
時間の有効活用
鎌倉製作所の事例では、職種によっては現場での製品試験などダイナミックな業務が中心となり、製作所内を移動することが多い一方で、会議はオンラインで行うなど、時間を有効活用する取り組みも進んでいます。
副業・休暇取得
副業制度
2024年度から、個人の成長と新たな価値創出を目的として、社内外副業制度「EGG」が導入されています。
休暇制度
土日、祝日、年末年始などに加え、年次有給休暇(時間単位休暇を含む)や、満30歳・40歳・50歳の節目に取得できるチャージ休暇、家族の看護やボランティア活動などに利用できるセルフサポート休暇など、多様な休暇制度が整備されています。
福利厚生
住宅支援
社員が安心して仕事に取り組めるよう、寮(独身・単身赴任)や社宅制度、家賃補助制度が適用されます。鎌倉製作所にも社宅・寮が整備されています。
育児・介護支援
育児休職や育児短時間勤務、介護休職制度など、仕事と家庭生活を両立させるための各種制度が整っています。
男性の育児休業取得率も高い水準で、2024年度の実績は85.7%でした。
多様性への取り組み
法的な婚姻関係にある方と同様に、同性パートナーの配偶者認定を行う制度も適用されています。
その他
旅行、自己啓発、育児など多様なメニューから費用補助を受けられるセレクトプラン(カフェテリアプラン)制度や、保養所、スポーツ施設なども利用できます。
三菱電機のキャリア支援・育成制度
三菱電機は、中長期的な企業価値向上につなげるため、人材の育成とキャリア自律支援を強化しています。
OJT・面談を活用した成長支援
中途採用者に対しては、入社時の基礎教育に加え、職務の内容やキャリアプランに応じたOJT(職場における実務を通じた教育)が行われ、スムーズな立ち上げをサポートします。
また上司との「ME time(ミータイム、わたしが成長するための時間)」により、日々の業務の振り返りや、異動希望、キャリア相談を行う機会があります。
その他には、社内外のキャリアコンサルタントによる相談窓口も拡充されています。
社内研修・資格支援
専門性や能力開発を支援する多様な教育プログラムが用意されており、中途採用者も積極的に活用することが可能です。
さらに、プロジェクトや業務の垣根を超えた社員間の交流が盛んで、分野の異なるエンジニア同士が集まる研究会や情報交換会が実施されています。
これにより、各自のナレッジを結集し、新たな発想や創造力を生み出す文化が根付いています。
DX人材育成
「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革を支えるため、2025年4月1日には、DX人材育成機関「DXイノベーションアカデミー」が設立され、体系的なDXスキル向上を支援しています。
専門技術研修
従業員ひとりひとりの自律的なスキルアップニーズに応えるグループ共通の研修プログラム「MELCOゼミナール」や、グループ内の最大組織である「技術部会」、社外の専門技術講座などを通じて、技術的な知識を深めることができます。
資格支援
業務に有益な資格の取得を支援するセルフディベロップメント制度(SD制度)があり、研修の受講に対する時間的・費用的補助や資格の取得に対して支援を行っています。
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