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2026年上半期
財務転職市場トレンド徹底解説
2026/3/17

【2026年上半期】財務の転職市場トレンド|年収やキャリア、将来性まで解説

今期はここがポイント
転職のしやすさ
求人数
増加

M&A、IPOなど「攻めの財務」のニーズ拡大中

好待遇の求人増。キャリアアップ転職も◯

目次

最新・財務職の転職市場 全体像と将来性

転職を検討中の方

転職に興味があるけど、財務職を募集している企業はどれくらいあるんだろう?

コンサル
タント

資金調達と運用のプロである財務職の求人ニーズは拡大中です。最新の転職市場動向を解説しますね!

財務職の最新転職市場トレンド 求人数は限られるも「売り手市場」

コンサル
タント

まずは最新市場の傾向について押さえておきましょう。

財務は経理が兼任するケースが多く、専任の担当者を置く企業は限られています。そのため、他職種に比べると財務専任の求人は少数です。

ただし、財務の専門性・スキルを持つ人材は絶対数が少ないため、ニーズが供給を上回る「売り手市場」となっています。

加えて、近年はビジネスのグローバル化、M&Aの加速などから企業の成長を支える重要ポジションとして需要が高まっており、市場は拡大傾向です。

財務の役割:資金の戦略的な管理を手掛ける(調達・運用、財務分析、財務戦略立案、リスク管理、IR対応など)|一方、経理は資金全体の流れを管理し、税務は税金に関する業務を担当する

注:中小企業は経理部門がすべて統括する場合が多い

財務転職での人材トレンドは?

財務職の求人トレンドは「攻めの財務」です。2024年の国内M&Aは過去最多を記録。

大規模な投資に伴う資金調達など、財務の立場から企業を成長させた経験がある人材が求められています。

攻めの財務=企業成長のアクセル

金融機関との折衝による資金調達、経営企画部門と連携してのM&A、為替による資金運用、IR部門と連携しての社外アピール(企業価値=株価の向上) など

守りの財務=企業の安全装置

資金管理、C/F管理、財務分析(B/S分析)、これらの監査対応 など

財務で歓迎される2つのスキル・経験|(1)プレゼンテーションスキル:金融機関への交渉経験、(2)M&A経験:数十億~数百億円規模の案件を担当した経験
Point!

責任者クラスの求人では、財務領域全般にわたる豊富な経験が求められます。
一方で、若手から中堅層を対象とした求人では、特に「資金調達」に関する経験やスキルを重視するケースが多く見られます。

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財務職の将来性は?

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今後も財務の価値はますます高まることが予想されます。
その背景を見ていきましょう。

財務人材が求められる理由は?

①「財務のプロ」が不足
①「財務のプロ」が不足

財務ガバナンス強化財務報告体制の整備が喫緊の課題に!

②ビジネスの国際化・複雑化
②ビジネスの国際化・複雑化

資金調達ニーズの増加により財務人材が求められることに!

東証は2023年、プライム市場、スタンダード市場の全上場企業に向けて、「資本コストや資本収益性を意識した経営の要請」を行いました。その主旨は、「株主から預かった資金を効率的に活用して成長事業を拡大してほしい」というものです。

企業価値を最大化する財務戦略とその実行が期待されていますが、2022年時点ではプライム上場企業の約半数がPBR(株価純資産倍率)が1倍未満(株価が純資産を下回り、投資家から企業価値が慎重に評価されている状態)。ガバナンスの強化や財務報告体制の整備が喫緊の課題となっています。

M&A・IPOの加速と金利上昇が重なるいま、資金調達・リスクヘッジを統括できる「財務のプロ」確保は企業の重大課題となっており、経験者の市場価値はさらに高まることが予想されます。


Point!

グローバル化により国境を越えた資本の移動が容易になったことで、国内外の市場からの資金調達やM&Aを主導できる財務人材が今後ますます必要になります。


積極採用中の業界・企業は?

積極採用中の業界・企業例|(1)設備投資が多い企業:製造業、(2)資産運用関連の業界:不動産・金融業、(3)M&A、IPO準備中の企業:再生エネルギー、IT関連など

海外での取引や設備投資が多い製造業や、資産運用との親和性が高い不動産業は、中途採用件数も多くなっています。

そのほか、M&Aなどで大規模な資金調達が必要な企業もピンポイントで採用枠を増やしています。

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財務職の平均年収は?キャリアパスは?

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資金調達に直接関わる職種で、担える人材も限られるため、収入レンジは高めです。平均年収やキャリアパスを見ていきましょう。

財務の年収

役職別の財務職の年収|ミドルクラス(20代~30代):年収500万円~750万円|管理職(30代後半以上):年収700万円~1000万円|事業部長・CFO:年収900万円以上

※1 アンドプロ調べ 

専任財務は大手企業に多いことから、一般的な平均年収と比較しても高めの収入レンジとなっており、2025年に当社サービスを使って転職された財務職の方の平均年収も同様です。

管理職の求人は年収1000万円を超えることが多く、経験と実績がある方は転職にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

財務のキャリアパスと年収UPの方法

財務職のキャリア例|入社~20代:事業会社の経理部門からスタートし、財務専任に|20代~30代:資金調達など実務・リーダーを経験。金融業や不動産業など、異業種から転身するケースも|30代以降:マネジメント(事業部長・CFOなど)とスペシャリスト(現場へ復帰・VCなどへ転身)にキャリアが分岐する|経験重視のため、30代以降もスキルによって転職のチャンスあり

財務職は経理職として経験を積んだ後に専任となるケースが一般的です。20代で債権回収や売掛金管理など補助実務を習得し、30代で資金調達など責任ある業務を担当。その後は適性に応じてマネジメントの道に進むかスペシャリストとして後進を指導します。

中途採用では経験者が中心ですが、金融機関でのキャリアを持ち、融資側の立場から資金調達業務を理解する20代の若手即戦力が採用される場合もあります。

より経験を積んでいきたい場合

財務としての成長度合いは経験に比例します。より早期に多くの経験を積みたい方に効率的な方法をご紹介します。

  1. 「攻めの財務」環境へ飛び込む

    調達業務など、資金を増やすプロジェクトに主体的に関わることで、「攻めの財務」の経験を積むことができます。成果が直接業績に反映され、社内外での評価も高まりやすい点が魅力です。社内でチャンスがない場合は転職も選択肢のひとつです。

  2. 取扱額が大きい企業に転職する

    数百億〜数千億円規模のキャッシュを動かす上場大手やグローバル企業に身を置くことで、金利・為替ヘッジ、社債・外貨借入、連結キャッシュマネジメントといった高度な実務を日常的に経験でき、人材としての市場価値も高まります。

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財務職で理想の転職を叶えるには

転職を検討中の方

企業側が転職者に求める実績やスキルは何なのでしょうか?

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企業側が求めている人物像を、評価ポイントから見ていきましょう!

特に書類選考で重視される点

採用選考で求められる実績・スキルの目安
  • 20~30代  主体的に業務を推進できる
  • 40代~ 上記+合計調達額100億円以上
  • 上級管理職 財務業務に関する幅広い知識と経験

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説得力のある職務経歴書にするため、実績を定量化することをおすすめします。

定量化できる財務のスキル

職務経歴書で定量化したい4つの情報|(1)資金調達額:累計調達額/年など|(2)M&A投資案件規模:買取総額累計〇〇円など|(3)キャッシュフロー改善額:運転資本削減額など

評価される資格

財務職では業務経験が重視されるため、特定の資格が合否に直結することはありません。

ただし、TOEICの高得点などの語学力は海外事業などで要件となる場合があります。

外資や海外事業で評価される資格:TOEICスコア750以上|海外子会社がある場合などは、英語力スキルが重視される

面接選考で重視されること

財務職は資金調達時に金融機関とのシビアな交渉やプレゼンテーションをこなす必要があります。

ゆえに面接選考では次の点が重視されます

面接選考で重視される3つのスキル|(1)ヒューマンスキル:何事も冷静に対処できる能力|(2)ファイナンススキル:資金運用に関する専門性が身についている|(3)方向性マッチング:本人の志向と企業の方向性を論理的に一致させることができるか

具体的には自己PRやケーススタディなどから上記3点の能力やマッチングの度合いが複合的に判断されます。

過去の業務で困難なケースに当たったとき、どのように対処したかなどをまとめ、答えられるようにしておくとよいでしょう。

Point!

企業側は、実績だけでなく高いヒューマンスキルを持ち合わせていることを期待しています。企業によって観点の違いがあるため、不明点はエージェントに相談してみることをおすすめします!

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【転職成功例】希望をかなえた財務の転職は?年収UP事例は?

転職を検討中の方

気になる求人があっても、どうPRするのが効果的かわからないな…

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そんな場合は、企業側のことも熟知しているプロに相談することをおすすめします!企業ニーズに合ったご自身の経験・スキルをアピールして希望を叶えられた方々をご紹介します!

直近の転職事例から、希望が叶う転職に成功したポイントを解説します。

転職成功事例(財務業務のスキルを深めたい場合)|30代前半男性(金融業勤務、経理部・財務担当、年収700万円)は、大手上場メーカーの財務職に転職したことで、年収770万円に(70万円アップ)。転職成功の勝因は、企業側のニーズ整理。

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前職でのジョブローテーションのなかで財務の魅力に気づき、さらにスキルを深めたく転職を希望されました。業務経験は短めですが、1000億円超の調達経験があり、企業側のニーズに合致したため採用となりました。

転職成功事例(CFO昇格を見据えた環境に転身したい場合)|40代前半男性(中堅不動産業勤務、経理財務部長、年収1200万円)は、大手上場IT企業へ転職しCFO直轄組織へ。転職成功の勝因は、効果的な面接対策。

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現職で中期経営計画を策定、財務戦略を主導するなど、経営再建の中核となった方です。採用企業のニーズとご本人の志向を把握、整理しながら面接対策を実施しました。

面接ではご自身の実績やスキルを効果的に伝えられ、将来の幹部候補として採用されました。

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企業側のニーズを把握し、ご自身の経歴や実績を的確にアピールすることが重要です。上の「記事」に詳細なテクニックが書かれていますのでぜひチェックを!

次に転職を成功させるのはあなたです!

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この記事の監修者
アンドプロ コンサルタント
阿部 博
管理部門

管理部門専門のコンサルタント。人材紹介業に20年以上従事し、中でも経理、財務、税務を強みとする。ご支援実績は累計300名超。2018年度、社内準MVP受賞。

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