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累計1兆円超の投資、驚きの語学支援――TDKで踏み出すグローバルな舞台と未来のテクノロジーへの挑戦
2026年に過去最高売上高(2兆5,048億円)を更新したTDK。海外売上比率約9割、海外従業員9割を占める日本有数のグローバル電子部品メーカーです。創業90年の歴史を持ちつつ、現在はAIに関連する最先端技術を牽引。フラットな風土に加えて手厚い業務サポート体制が根付き、誰もが世界へ挑戦できる環境が整う同社の採用の裏側と魅力について、人事担当者に伺いました。
荻山 彰規(おぎやま・あきのり)さん
TDK株式会社 HR CoE部採用課 係長
金融業界を経て2021年にキャリア採用入社。前職では営業、人材育成、デジタルマーケティングなどの業務に従事。現在は採用課にてキャリア採用業務を担い幅広い事業・ポジションの責任者とのコラボレーションに注力している。
Q:コロナ禍を経て、キャリア採用を強化されていると伺いました。現在、社内ではどのような変化が起きているのでしょうか?
2020年のコロナ禍を契機に、リモート会議の普及や工場のオートメーション化などのDX化が世の中的に一気に進み、TDK製品への需要が急速に高まりました。さらに新しいテクノロジーや事業の登場により、「これまで社内で誰も携わったことがない」ような新技術への対応を求められる場面も急増しています。これに応え続けるため、新たなナレッジを持つ方を外部からお迎えし、組織を進化させていく必要があるのです。 現在、年間のキャリア採用数は2010年代の数倍以上となり、新卒採用と同規模で150名程にまで拡大。チーム全員がキャリア入社者という部署も現れるなど、人材の多様化が着実に進んでいます。

Q:高い専門性が求められる印象ですが、採用される方は同業界が中心でしょうか?
いえ、来ていただきたいのは電子部品業界の経験者に限りません。求職者の方が当たり前だと思っている経験でも、我々からすれば「今までになかった素晴らしい知識」であることは多々あります。「TDKが持っていない知識をぜひ教えてほしい、その知識を武器に活躍してほしい」というスタンスで、業界を問わず多様なバックグラウンドを持つ方々を歓迎しています。
Q:既存の電子部品に留まらず、新たな領域への投資も活発ですね
仰るとおり、当社では開発環境の整備を重視しています。現在の中期経営計画の3年間(2024年4月~2027年3月)で約9,000億円の設備投資を計画していることに加え、売上高の約11%を研究開発に投資しています。
既存技術の強化に加え、近年は特にAIマーケットへの投資に注力しています。具体的にはAR/VRデバイス向けの最先端技術開発や、センサ技術とエッジAI技術の掛け合わせにより製造現場DXを支援する新会社「TDK SensEI」(※)をシンガポールに設立するなど、次世代を見据えた展開を加速させています。これに伴い、「DX支援ビジネスのマーケティング人材」などまったく新しいポジションの採用も急務となっています。
素材からソフトウェアソリューションまで事業幅が広く、グローバルに各最先端領域で社会に貢献できるのが当社で働く最大の魅力だと考えています。
※ TDK SensEI Pte. Ltd.: エッジAIとセンサフュージョンを活用し、産業機械の最適化や製造プロセスのDX化などを実現するため、2024年7月にシンガポールに設立された新会社。

千葉県市川市のテクニカルセンター。「フェライトコア」の形を模している
AIエコシステムの最先端へ。語学力が不安でも世界へ羽ばたける支援体制
Q:幅広い業務ポートフォリオとグローバルな環境があるなか、求めていらっしゃるのはどのような人材でしょうか?
専門性ももちろん重要ですが、一貫して求めているのは「自律型人材」です。「自分はこうしたい」と自ら仮説を立て、周囲を巻き込んで動ける方を指します。
というのも、当社は「ガチガチのルール」をあえて作っていません。正解のない未知の領域に挑み、価値を創出することは、創業以来変わらない当社のDNAでもあるからです。ご自身の強みをもって主体的に道を切り拓いていく方は入社後にすぐ活躍ができる環境が整えられていますし、周囲のメンバーもそうした自律的な挑戦を後押しする温かい風土が根付いています。
そのため、採用面接では「TDKで何をしたいのか」を重視しています。異職種からのご応募や、新設ポジションで業務イメージがつきづらい場合でも、ぜひご自身なりに仮説を立てていただき、「どのような活躍をしたいのか」というビジョンや熱い意気込みを、面接の場でお聞かせいただきたいと思っています。

Q:「チャレンジ」がDNAだからこそ、主体性が鍵になるのですね。そうした「自律型人材」が力を発揮しやすいカルチャーや環境はありますか?
はい。当社には非常に風通しの良い「機能対等」というカルチャーが根付いています。これは職位・組織・担当業務にかかわらず「お互いの役割を重んじながらプロとして力を発揮しよう」という相互尊重の精神です。 入社間もない若手、キャリア入社者やマネージャー職などの垣根は一切なく、誰の発言であっても良いアイデアであればどんどん採用される土壌があります。
属性に関係なく、自律的に動くプロには大きな裁量が与えられる。これが、当社の「機能対等」のリアルな姿です。

1935年、電力を安定させる日本発のオリジナル磁性素材「フェライト」の事業化に端を発し、TDKは創業以来イノベーションを創出し続けている。
Q:グローバルな事業展開のなかで、語学力についての不安を感じる求職者も多いと思います
当社は海外従業員が9割を占めますので、日常的に海外拠点と連携するプロジェクトも発生します。しかし、入社時に完璧な英語力を求めているわけではありません。これまで海外ビジネスに無縁だった方でも、入社後にグローバルなキャリアステップを踏んでいただけるよう、手厚い語学サポートを用意しています。
全社員対象のAIを用いた英会話プログラムに加え、外国人社員が講師を務める内製の「TDKイングリッシュクラブ」も運営。ここでは社長メッセージを題材にディスカッションを行うなど、自社・実務直結のトレーニングを実施しています。最初は英語に自信がなかった方も、段階的に語学力を身につけ、海外の会議で堂々と発言できるようになるケースは珍しくありません。
ですので英語に自信のない方もぜひ、チャレンジしていただきたいと思います。入社後の手厚いサポート環境を存分に活用し、グローバルキャリアへの第一歩を踏み出していただきたいと願っています。

失敗を恐れずゼロから創り出す。社内ベンチャー制度「TDK Kindergarten」
Q:語学面だけでなく、実務においても社員の自律的な挑戦を後押しする仕組みはあるのでしょうか?
はい。社員が自ら新しいアイデアを提案し、事業化を目指す社内ベンチャー制度「TDK Kindergarten」が2022年からスタートしました。 社歴に関係なく誰でも手を挙げられ、キャリア入社1年目からプロジェクトを立ち上げたメンバーもいます。
―自ら手を挙げれば、誰にでもチャンスが与えられるのですね。一方で個人が大きな責任を背負ってしまうことはないでしょうか?
もちろん未知の領域への挑戦に失敗はつきものですが、当社は「まずはやってみよう」と背中を押します。万が一うまくいかなくても、そこから得られた評価点や反省点を会社の財産として蓄積して、次に活かそうとする文化があります。私も入社して間もない頃、当時のTDKになかった企画を実施するために、不安ながらも組織の責任者に説明と相談をしたところ、「経験がないからこそチャレンジして会社にノウハウを蓄積しよう」と後押しされたことがありました。上長やメンバーも同じ船に乗るパートナーとして向き合うため、安心してフルスイングできます。

挑戦を後押しする仕組みとしては、部署側が求人を出す「社内公募制度」や、社員から希望部署へ異動を打診できる「キャリアオプション制度」なども用意しています。個人がより力を発揮できる「ジョブ型雇用」の導入も進めており、会社という大きなフィールドを活用し、主体的にキャリアを切り拓いていただきたいと考えています。
オンボーディングと評価体制。「現場主導」を重視する理由とは
Q:採用プロセスや入社後の定着において工夫されている点について教えてください
一言で言うと「現場主導」です。事業幅が広いため、画一的なオンボーディング研修は極力減らし、配属先の組織ごとに設計することで、いち早く実業務に馴染んでいただきます。配属後は上長との1on1などの場で「何をしたいか」をすり合わせ、悩みがあれば人事(HRBP)がケアする体制を整えています。
採用活動でも、ミスマッチを少なくするため現場がなるべく関わることを理想としています。ここで重要なのがエージェントとのパートナーシップです。アンドプロさんは現場への丁寧なヒアリングと候補者へのきめ細かなヒアリングや対応を行ってくださるため、結果的にミスマッチが少なく、ご入社された方は現場で能力をいかんなく発揮されています。 今後も双方が心から納得できる「幸せなマッチング」を実現していきたいですね。
候補者の方もぜひ、コンサルタントにご自身のことをたくさんお伝えしてみてください。

―採用の現場でもオンボーディングも相互理解を大切にされていることがよくわかりました。キャリア採用者の評価体制に関してはいかがでしょうか?
まず前提として、社内で中途と新卒の垣根を気にする者はおらず、昇進スピードにもまったく遜色がありません。そして評価に関しても「現場主導」にシフトしています。 全社一律のフォーマットに無理にあてはめるのではなく、評価や報酬設定の権限は各事業部に移管しています。そのため、細かな実績や個人の頑張りが、賞与や昇進に直接反映されやすい柔軟な制度になっています。
TDKで実現するグローバルなキャリアと未来の仲間への期待
Q:最後に、応募を検討している候補者へ熱いメッセージをお願いします
中途入社された方からはよく、「日系企業ならではの温かさとチームワーク、外資系企業のような自由度と実力主義を併せ持つハイブリッドな風土だ」という声を聞きます。
現在のTDKは積極的な投資を行い、AI分野など最先端テクノロジーで世界のインフラを変革しようとしている、エキサイティングなフェーズにあります。
これまでグローバルビジネスに馴染みがなかった方でも心配はいりません。手厚いサポート体制があり、世界への扉は開かれています。自律的に考える力があれば、入社時に完璧なビジョンがなくても構いません。「自身がどう成長していきたいか」を仲間と主体的に描いていけるのがTDKという会社です。
失敗を恐れずチャレンジできる環境で、キャリアをグローバルに展開し、世の中の変革を自らの手で牽引する。そんなワクワクする挑戦のフィールドを、ぜひ一緒に楽しみましょう。ご応募をお待ちしています。

テクニカルセンター内のカフェテリア。金曜日夕方には酒類も提供され、常に人で賑わう
文:酒井 悠一(アンドプロ編集部)/撮影:イワモトアキト
TDK株式会社 関連情報
キャリア採用の状況
- 年間採用数:約150名(新卒採用と同等規模)
- キャリア採用比率:全国平均で約3割(拠点によっては5割近い部署や、チーム全員が中途の部署もあり)
働き方のデータと社内制度
- 社内公募制度・キャリアオプション(逆指名)制度:年間約100名が利用
- 社内ベンチャー制度:「TDKキンダーガーテン」(新卒・中途1年目から新規プロジェクトの立ち上げ・兼務が可能)
- 評価・昇進:新卒・中途の垣根なく、30代で管理職に就くケースも多数
- 語学サポート:全社員対象の英会話無料レッスン(1年コース・eラーニング付)、社内講師による実践的な「TDKイングリッシュクラブ」

Q:採用をするなかでアンドプロとの印象的なエピソードはありますか?
昨年、TDKでは新規ビジネスを推進する新組織を立ち上げ、米国拠点と連携して「AIビジネス×マーケティング」のプロフェッショナルを採用することになりました。
最先端ビジネスのマーケティング経験を持つ人材は市場でも極めて稀少ですが、アンドプロ様からは、我々にはなかった視点で「異なるマーケット」からの候補者をご提案いただき、最終的に素晴らしいご縁に繋げることができました。
実際にご入社いただいた方は、培ってきた経験を駆使できる新たな環境を求めておられ、双方にとって理想的な巡り合わせとなりました。 アンドプロ様は、企業の実現したいビジョンと、候補者の「真の専門性」の双方を深く理解し、見事に結びつけてくれる頼もしいパートナーだと感じています。
アンドプロの 3つ の強み

業界/職種専任のプロによる納得の支援
企業の"本音"をもとにあなたの強みを見出す
未来を見据えた本質的なキャリアサポート


