
“つぶやき”が全国300拠点の事業になる。ザイマックスアーキテックスで挑む「枠を決めない」キャリア
「総合不動産サービスプロバイダー」として進化を続けるザイマックスグループ。その建築機能を強化すべく25年に分社化したザイマックスアーキテックスは、グループが培った柔軟な発想と、社員の何気ないつぶやきや気づきを新規事業へと形にできる挑戦的な土壌を武器に新たな不動産の価値創造へ挑んでいます。執行役員の清家聡さんに、同社ならではのカルチャーや事業誕生の裏側、中途入社者が活躍できるフィールドの醍醐味を伺いました。
清家 聡(せいけ・さとし)さん
執行役員
大手建設会社の設計職を経て、2007年にザイマックスへ中途入社。プロジェクトマネジメントや不動産総合研究所、CREサポート、メガバンクへの常駐など多岐にわたる業務を経験。現在は25年に分社化したザイマックスアーキテックスの執行役員として、新規領域の開拓と組織の牽引を担っている

「管理の会社」ではない。発注者視点で不動産を再生する
Q:ザイマックスグループというと、「建物管理」のイメージも強いですが、アーキテックス社はどのような立ち位置なのでしょうか
清家さん:確かに「管理」のイメージもあるかもしれません。しかし、我々の創業時のコアビジネスは「プロパティマネジメント」。一言でいえば、ビルの経営代行です。2000年にリクルートから独立して以来、言われた通りに建物を管理するのではなく、オーナーさんの隣に立って、建物の経営をまるごとお引き受けしてきたのです。
建設会社などの「受注側」に対して我々は「発注側」の立場でプロジェクトの最上流から全体をコントロールし、建物の価値を最大化していく役割を担ってきました。建物の資産価値を守る修繕計画づくりから、自社ビル建て替えの舵取り、働きやすいオフィスづくりの提案まで――。その建築系のパートを担ってきた「建築ソリューション本部」が母体となり、機能をより強化すべく分社化したのがザイマックスアーキテックスです。

建物の資産価値を最大化する建築ソリューション事業を担うアーキテックス社(©PIXTA)
――建物の価値を最大化していく上で、現在はお客様からどのようなニーズが寄せられているのでしょうか。資材や人件費の高騰が続いていますが、ご相談内容にも変化はありますか?
清家さん:最近特に増えているのは、既存の建物を建て替えずにリニューアルやコンバージョン(用途変更)を行い、ストックを活かそうとするご要望です。
この背景には、ご指摘の通り昨今の建設業界が抱える資材や人件費の高騰があります。大規模な再開発や新築プロジェクトがストップするようなニュースも珍しくありませんが、だからといって我々の仕事がなくなるわけでは決してありません。なぜなら我々は「新築に限った」企業ではないからです。
世の中が変わったのなら、我々も変わる。お客様が困っていることに対して何ができるかを考え、しなやかに形を変えていく。この「柔軟性」こそ我々の真骨頂なのです。変化を楽しめる方には、これほどエキサイティングなフィールドはないとお約束します。

飲み会から全国300拠点の新規事業が生まれる組織
Q:「柔軟性」や、変化に合わせて新しい価値を生み出していく姿勢は、独立系企業ならではの強みなのでしょうか?
清家さん:まさにそうですね。事業の枠を決めず、世の中の変化を見て新しいサービスを生み出し続けられることは親会社の意向に縛られない独立系ならではの醍醐味です。象徴的なのは我々が展開しているサテライトオフィス事業「ZXY(ジザイ)」。実は社員の何気ない会話から生まれた新規事業なんです。

リモートワークや外出先で気軽に利用できるサテライトオフィス事業「ZXY(ジザイ)」。(公式サイトより引用)
きっかけは、部署横断の飲み会でした。ある営業担当が「アポの合間に仕事をする場所がなくて、毎回カフェに入るからスタバ代がかかって困るんです」とこぼしたんです。それを聞いた現在の社長が、「それってうちの営業だけでなく、世の中のビジネスパーソン全員の課題なんじゃないか? だったら、ひょいっと入って仕事ができる場所を提供するサービスを作ればいい」と考えた。そこから一気に事業化へと動き出しました。2016年のことです。
その後のコロナ禍で「自宅では仕事がしづらい」というニーズを汲み取り、郊外の個室拠点へと一気に拡大。今では全国で300拠点を超える規模に成長しています。
「言っていいんだ」――転職して数ヶ月、心が楽になった
Q:清家さんご自身も、2007年に大手建設会社から転職されています。当時のことを聞かせてください
清家さん:私はもともと、自分が書いた線がまちの景色になることに憧れて設計者になりました。ただ経験を積むうちに、自分がこだわりの線を引くことよりも、「プロジェクトに関わる全員が幸せになる状態をつくること」の方が大事になってきた。ある日「それ、俺が設計しなくてもいいな」と気づいてしまったんです。こだわりを持つ設計者が力を発揮し、結果としていいものができる。その状態を舞台裏からつくる側に回ろうと、ザイマックスに飛び込みました。
入社して一番驚いたのは、ものすごく若手の社員が「私はこう思います」「それは違うんじゃないですか」と、役職者に対しても堂々と意見をぶつけていたことです。前職ではよほど優秀でなければ若手から意見を言うことは難しかった。だから最初は「なんてエリート集団なんだ、怖いな」と(笑)。
でも数ヶ月経って気づいたんです。「経験がないから意見を言っちゃいけない、なんてことはない。この会社は、思ったことを言っていい会社なんだ」と。それに気づいた瞬間、すごく心が楽になったのを覚えています。

――今のエピソードにあったフラットな社風は、現在も受け継がれているのでしょうか
清家さん:はい、今でも「根回しが一切不要」なのは我々のデフォルトです。例えば、社内では全員の予定がシステム上で公開されています。そのため、スケジュールさえ空いていれば、相手が役員や社長であっても、直接会議の予定を入れてしまうのが当たり前になっているんです。
また、社内では役職者も含め全員が「さん付け」やニックネームで呼び合う文化も定着しています。中途入社した方も、入社して半日もすれば呼び名が決まり、チームでランチに行ったりと、すっかり馴染んでいます。ただ、グループ7,000人規模になった今、こうした文化が放っておいても続くとは思っていません。大事なところは意図して残そうとしているのです。山梨の研修施設に全国のあらゆる部署から初対面の20人が集まり、ブドウの収穫や農作業をして、ご飯もみんなで作って一晩語り合う研修は、その仕掛けの一つ。「率直な意見交換」「変化を楽しむ」「部署の壁なく連携する」というザイマックスらしさを、次の世代へ承継していくための取り組みなんです。

山梨の研修施設で収穫された野菜の写真が社内に飾られている
「教えてもらう」のではなく、「自分の経験で組織を大きくしてやる」
Q:ザイマックスならではのカルチャーの中で活躍するうえで、中途入社の方にはどのようなマインドを持ってジョインしていただきたいですか?
清家さん:我々の組織には、建設会社や設計、管理会社など、多様なバックボーンを持つメンバーが集まっています。その中で唯一共通しているのは、全員がお互いの強みと弱みを含めてリスペクトし、補い合いながら新しいことにチャレンジしているという点です。
私たちは求職者の方に対して「この会社ではノウハウがたっぷり学べますよ」とはあえて申し上げていません。もちろんノウハウ共有の仕組みは強化していますし、社員同士のサポートは手厚い環境ですが、それ以上に、それぞれの異なる知見を掛け合わせ、みんなで一緒に組織を強くし、成長させていくプロセスそのものに面白みを感じていただきたいのです。
ですから、受け身で何かを学ぼうとするのではなく、「これまで培ってきた経験を活かして、自分がこの組織を大きくしてやる」「新しい領域を一緒に切り拓くぞ」という野心と意気込みを持った方にこそ来ていただきたいですね。例えば現在(取材当時:26年7月)は、インテリアデザインや空間提案の経験を持つ30代〜40代の即戦力の方にも大いに期待しています。このように、我々がこれから拡大していく新しい領域において、候補者の方の経験を直接組織の推進力としていかんなく発揮していただきたいと考えています。

部署や会社の壁を越える。自在なキャリアパスと自律的な働き方
Q:挑戦を後押しするための、キャリアパスや働く環境についても教えてください
清家さん:キャリアパスについて申し上げると、「一度配属された部署でずっと同じことをやり続ける」という硬直化したルールは一切ありません。アーキテックス内には新築プロジェクトを担う「建築推進部」、内装・改修を行う「企画推進部」、運営管理を担う「技術統括部」という3つの柱がありますが、この中での人材交流は日常的に行われています。
さらに、グループ間を横断するような異動や出向も十分にあり得ます。私自身、過去に「営業がやりたい」と手を挙げて営業系の部署に移ったこともありましたし、不動産総合研究所やCREサポート、さらにはメガバンクの管理部へ常駐していた時期もありました。本人の志向や組織から見た適性などを鑑みて、可能性を狭めることなく多彩なキャリアを描ける環境があります。
働く環境に関しても、社員ひとりひとりの自律性を非常に重んじています。コロナ禍をきっかけにハイブリッドワークが定着しており、その日の業務内容やライフステージに合わせて、出社、在宅勤務、あるいはサテライトオフィスの「ZXY」を自由に使い分けることが可能です。例えば子育て中の社員が、お子さんの急な発熱時や送迎に合わせて在宅勤務に切り替えたり、現場への直行直帰の合間に近くのサテライトオフィスで事務作業を済ませたりと、一律に出社を強要するのではなく、個人の状況に応じた柔軟な働き方を推奨しています。
一方で、単にバラバラに働くのではなく、リアルなコミュニケーションによる組織の一体感も大切にしています。月1回の部会や半期ごとの全社キックオフでは直接顔を合わせ、その後は部署横断で懇親会を行うなど、横の繋がりを深める機会を豊富に設けています。また、オフィス内のラウンジが開放されており、チーム単位で自主的に打ち上げを行うなど、オンとオフの両面で仲間との信頼関係を築ける土壌が整っています。

社員の交流の場となっているオフィス内ラウンジ
Q:最後に、ザイマックスアーキテックスへの挑戦を考えている求職者へメッセージをお願いします
清家さん:我々の仕事の本質は、既存のストックを活かし、社会にとって有用な形へと再生させることです。それはスクラップアンドビルドを繰り返す時代からの脱却であり、大きな意味での社会貢献だと確信しています。世の中に求められる価値を提供できるからこそ、それがビジネスとして成り立ち、利益を生む。我々はその信念のもとに事業を展開しています。
自分で仕事の枠を決めるのではなく、自分の経験を武器に、新しい領域へと果敢にチャレンジしたい。そして、我々とともに組織を大きく育てていく過程を心から楽しみたい。そうした志向をお持ちの方にとって、これほどエキサイティングなフィールドはないはずです。あなたからの熱い挑戦を、心よりお待ちしています。
文・撮影:酒井 悠一(アンドプロ編集部)
株式会社ザイマックスアーキテックス 関連情報
数字とカルチャーで見る、ザイマックスアーキテックスの働き方
圧倒的な風通しの良さと「フラット」な人間関係
役職ではなく「さん付け・ニックネーム」で呼び合う文化が浸透。役員への直談判や社内予定の直接登録も当たり前に行われており、余計な「根回し」に時間を奪われることなく本質的な業務に集中できる環境です。
自律的な「ハイブリッドワーク」の浸透
現場への直行直帰やサテライトオフィス「ZXY(ジザイ)」の活用、子育てや家庭の状況に合わせた在宅勤務など、日々のフェーズに応じて最も効率的な働く場所を自律的に選択可能。柔軟な働き方と、リアルでのコミュニケーション(全社キックオフやチーム懇親会など)を最適なバランスで両立しています。
多彩なキャリアパスと「手上げ」文化
アーキテックス内でのプロジェクトマネジメントや技術統括といった部署異動にとどまらず、ご本人の志向次第でグループ内の営業部門や他事業会社への出向も可能。自分の可能性を限定せず、主体的にキャリアを広げていく姿勢を会社全体で後押しします。
キャリア入社者編インタビューはこちら
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Q:数ある支援会社の中で、アンドプロを信頼されている理由を教えてください。
担当コンサルタントの方が、日頃から我々との「すり合わせ」を非常に大事にしてくれている点です。当社のカルチャーや求める人物像への解像度が高く、私たち人事から見ても「イメージ通り」という方を的確にご紹介いただけるため、採用のパートナーとして信頼を寄せています。
Q:アンドプロを通じて応募を検討されている候補者様へ、メッセージをお願いします。
アンドプロの担当者さんは、当社の事業内容や社風、現場のリアルな雰囲気まで非常に深く理解してくださっています。選考に進むにあたって、面接の場では少し聞きづらいようなことや、入社後の働き方に対する疑問などがあれば、ぜひ担当者の方に何でもざっくばらんに聞いてみてください。きっと皆さんの転職活動に寄り添い、心強いサポートをしてくれるはずです。
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